カテゴリ:我が家の子ども達
いつも応援していただきありがとうございます。 前回を読む 飼い主さんのお姉さんは“ええとこ村”のTさんという。 私はしばらく考えて、 「あ~、あのTさん!、貴女はあのTさんの妹さん? ということは、このわんこは・・・」 実は一昨年の年末、 “おらがむら”から北へ徒歩で20分程上った所に その周辺で首輪をつけた迷い犬が出没している・・・ という情報を、私は支所の職員から聞かされていた。 (なんで私に?子供と犬の扱いはあおちゃんに・・・ってことなのかな?) お正月には参拝客で賑わうので、もし人に噛み付いたりしたらいけない! 2006年の大晦日、和霊神社に捕獲に行くがわんこには出合えなかった。 そうした時、前述のTさんから 「和霊様から迷い犬を連れて帰りました。しばらくはうちで保護しますが、 飼い主の方を探していただけないでしょうか?」とのお電話を頂く。 お正月過ぎて、市役所や保健所などの関係機関には 迷い犬のお知らせをしたのだが結局飼い主は現れなかった。 しばらくしてTさんから、 「妹の所で飼ってたわんこが亡くなって、 妹も淋しそうにしていたので相談してみたところ この迷い犬を飼ってもいいと言ってくれて・・・」 もう皆さんお察しの通り、今回我が家に来た迷い犬君が、 実はそのときのわんこだったのです。 Tさんの妹さん曰く 「自分の里親さがしをしてくれた あおちゃんの顔が見たかったのでしょう!」 (そういえばあのとき、このわんことは 一度もお目にかからないうちに、里親が決まったんだ・・・ 私の顔が見たかったかどうかは分からないけど、縁って不思議だな~) 迷い犬君は、ここ数日のお散歩コースだった公園の周りを まるでお別れの挨拶でもするかのように一周し、 飼い主さんと共に夕暮れの団地に消えて行った。 我が家には、飼い主さんがうちの子達に持ってきてくれたおやつと また空き家になった犬小屋が一つ、ポツンと残された。 終わり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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