『江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる』【漫画】特徴的な作品でした
江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる一(1) (フロース コミック) [ 祈崎 ひな汰 ]ある日目覚めると江戸の花魁・山吹に成り代わっていた歴史好きキャバ嬢の杏奈。キャバ時代の経験とヤンキー時代のきっぷの良さ歴女としての知識を活かして江戸時代でも花魁として駆け上がる大無双!歴女の転生もので相変わらず凄い知識量なのです。ただ冒頭で「日本史学の頂点を目指す!」的発言をしています。それでいてギャルだった過去も持っているのでなかなかにアクティブでいて、キップがいい。その上、キャバ嬢で接客業の経験もありそんな設定の主人公ですので大変気持ちよく物語が回ります。その上でこの作品で特筆すべきはありんす言葉徹頭徹尾話す言葉はありんす言葉これがわかりにくいようでそうでもないかなり絶妙なセリフの長さものすごく考えられていると感心しながら読みましたあと特筆すべきは着物やその模様、各種小物に風景背景に描かれる各種模様も雰囲気など見事に統一されていますよくぞここまで描かれました!ものすごく取材したり調べられたりされたのだろうとただただ感心いたしました。原作はネット小説から文庫化した作品全3巻です江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる 三(3) (富士見L文庫) [ 七沢 ゆきの ]コミカライズは今のところ原作の第1巻のみの模様で全2巻