薬師堂だより

苗床に生まれし小さき苗愛し

　３月の終わり頃蒔いた野菜の種が芽を出し育って来ました。
　山国秩父はその頃の夜は零下になるので、厚手のビニールでフレームを囲い、温度管理をしてきました。
　今頃になると太陽が昇ると苗床の中は３０度を越えます。
　ビニールを剥いで風を入れてやり、温度を下げます。
　今頃はその繰り返しの毎日ですが、畑の定植は皆さんより半月遅くなります。
　今はホームセンターに野菜苗がたくさん並び、５月の連休頃が苗を買う人のピークを迎えます。
　種類によっては市販の苗も使いますが、種から育てた苗は特別に愛着を感じます。　
　今は肥料を入れて畑を耕し、黒のビニールマルチを敷いて、地温を上げる作業をしています。