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地下鉄サリン事件から今日で15年が経ちました。
15年前、私は霞が関が最寄駅の派遣会社で週3日スタッフにパソコンを教えていました。 ちょうどその日は、別の仕事である会社を訪れていました。 客先に着くと、みな朝から事件を伝えるテレビに見入っていました。 いつも通っている駅で起きている事件の物々しい映像を見ながら、私は不思議な気持ちになったことをよく覚えています。 昨日、サリン事件のドラマ化を伝えるテレビで、サリン事件の中の1事実を知りました。 霞が関駅で犠牲になった駅員の高橋さんの行動です。 高橋さんは、電車の中にあったサリンの入った不審物を一人で電車の外に持ち出し、ホームで息絶えたということを、当時近くで見ていた乗客の方が証言していました。 そして、病院に運ばれた際、高橋さんから異臭がひどかったという医師の言葉。 高橋さんがサリンを車外に持ち出してくれたお陰で、霞が関駅では乗客に犠牲者が出なかったことを聞き、胸が熱くなりました。 霞が関駅員の高橋さんが亡くなったこと、奥様が熱心に活動していらっしゃることは知っていましたが、こんな事実があったことは知りませんでした。 このことを知り、私は大変驚き、感動しました。 何て勇気ある尊い行為なんだろう! 高橋さんは、人としても駅員という職業人としても尊敬にあたいする方だと思います。 改めて、ご冥福をお祈りします。 また、サリン事件から15年経った今でも、後遺症に苦しむも大勢の被害者の方がいらっしゃることも忘れてはいけないと思います。 そして、何も悪いことをしていない大勢の人を巻き込んだ、こんな悲惨な事件が2度と起こらないことを心から願っています。 今夜9時からフジテレビで「地下鉄サリン事件」のドラマが放映されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.20 19:55:35
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