カテゴリ:ラジコンヘリコプター
以前にVideo Repair ToolのDEMO版でファイルの修復をした話を
書きましたが、今は別のプログラムで修復してます。 Bebop2に限らずH501SやFaithでもアクシデントがあると ファイルサイズはあるのに再生できない というファイルを作ってくれちゃいます。 で、何とかならないかと当時見つけたのが Video Repair Toolだったわけですが recover_mp4というものを見つけまして… 多分Video Repair Toolと同様のことをやっているのだと思います 要は正常なファイルからヘッダー情報を読みだして NGなものにつじつまを合わせながら書き込んでいるのでしょう ただ、このプログラム,本家では配布終了していて、Webサービスを使ってね… ということになってます じゃあどうするか…Internet Archiveでダウンロードが可能でした ※私はうまいことv1.92(公開最終バージョン)を入手できたのですが Internet Archiveでダウンロードできるのはv1.54までみたいです Internet Archiveのリンクを張っておきます ※一番下のダウンロードのLink #2が生きてます もう一つ見つけました… https://www.videohelp.com/software/recover-mp4-to-h264/old-versions#downloadold こちらなら、最新のものも落とせそうです ※私自身もここからダウンロードしたのですが… 正規が公開終了しているものを保管・配布しているものなので 出所としては怪しいという点をご理解の上でご使用ください あと必要なのは ffmpeg https://www.ffmpeg.org/ 変換の準備は… ffmpegを好きな場所に解凍してできた中にある「BIN」ホルダーに recover_mp4を解凍してできたファイルをコピー 破損したファイルそのものと、同じ機器で撮影した正常なファイルをコピー ※ファイルはわかりやすく名前を付けておくと楽です 私はok.mp4とng.mp4としちゃってます でBINホルダーでコマンドプロンプトを開いて recover_mp4.exe ok.mp4 --analyze 解析が終わると最後にコマンドが表示されますので それにならってrecover_mp4.exe ng.mp4 result.h264 --noaudio --extと入れて少々待つと result.h264というファイルができあがります このh264ファイルの時点でGOM Playerではシークはできませんが内容の確認ができます 最後にそれをffmpegを使いでmp4に変換 ffmpeg.exe -r 25.000 -i result.h264 -c:v copy result.mp4 これで、容量はあるけど再生できない…というファイルなら 再生できるようになると思います 同じカメラのファイルならok.mp4を入れ替える必要はないので ng.mp4だけ放り込んで recover_mp4.exe beok.mp4 --analyze recover_mp4.exe beng.mp4 result.h264 --noaudio --ext ffmpeg.exe -r 30000/1001 -i result.h264 -c:v copy result.mp4 とバッチファイルにしてしまうというのもありでしょう注意:このコマンドのオプションはあくまでうちのBebop2のファイルの場合なので ご自分のファイルで出力されたコマンドに置き換えてくださいね Video Repair ToolのDEMO版だと容量を倍加させるので 読み込むだけでも時間もかかるので、最近はこちらばかり利用してます まあBebop2は飛び立つと、とりあえず録画を始めてくれるし 着陸すれば録画終了してくれるのでほぼ失敗はありませんけどね それでも先日のレンズを痛めてしまった時のフリップからの着地の動画は しっかりこのアプリのお世話になって、日の目を見たんです というわけで、あまりお世話になりたくないアプリの紹介でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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