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テーマ:楽しい山登り報告(685)
カテゴリ:山行の印象
菰釣山は、以前、加入道山まで東海自然歩道を歩いた時に登っているが、鳥ノ胸山は初めて登る。とんのむねやまと読み、山梨100名山の一座。天候、時間があえばダイヤモンド富士が見れると思い、クラブ山行に参加した。
甲相国境の菰釣山から大界木山手前まではしっかりした道だが、雑木ノ頭までは、S社登山地図は破線、地形図は道がない。秋葉山から先は両者とも道の記入はない。読図が出来きる方と歩くべきコースだ。 JR橋本駅を8:00に出発、総勢27名だ。リーダーが山頂でスープを作りたいとの事で水2Lの分担をした。国413を進み、道の駅:道志で休憩。ここで道志川を渡る予定だったが、橋の架け替えをしていたので、先の下善の木から左折する。 道志の森キャンプ場でバスを降り、9:45出発、林道を歩く。しばらく進むと左に駐車スペースがあり、自家用車ならここまで入れる。ここで林道は左に曲がり、更に180度曲がる所に鎖のゲートがあった。すぐ先で急な登山道に入る。 すぐ歩きやすい道になり沢沿いを登る。沢を離れるとジグザグの急坂になるが僅かでブナ沢乗越、東海自然歩道に出る。右に僅かに登ると、菰釣避難小屋がある。二年程前に立替えたようで綺麗だった。以前と大きさ、形は変わらないが、板の間が小さくなり、布団などはなかった。 ここで、ザックをデポして、菰釣山へ空身で向かう。170mほど登り菰釣山の山頂に着く。富士山が正面に大きく、右には、御正体山、石割山が見える。富士山からは雪煙も見えた。 避難小屋に戻りランチを摂る。東に東海自然歩道を進み、ブナ沢ノ頭を過ぎると中ノ丸への急な登りになる。更にゆるく登り降り繰返し城ヶ尾山に着く。三等三角点があり、樹林の間から駿河湾も光って見えた。伊豆、箱根の山も見えた。以前来た時は、何も見えなかったので感動した。 城ヶ尾峠を過ぎ、右に大界木山が見える所で左の踏み跡に入る。反対側から来ると手製道標が木につけてあるのだが、こちらからだと見えないので注意。入口は尾根上ではないが、すぐ尾根に出て降る。先で分岐があるので右のトラバース道に進む。そのままの尾根道に進まないよう注意を要する。 すぐ、尾根に乗り、右に尾根をはずれると急降下、ジグザグ道となる。道志の湯に向かう林道に降り立つと浦安峠だ。林道で尾根が分断されたのだろう。ここから急な道の登り返しになる。赤黄のテープが木々につけてあり目印になる。 僅かで尾根に出て快適に進むと平指山、更に進み雑木ノ頭につく。道標に従い降り、広い尾根を登っていくと胸をつくような登りになる。鳥ノ胸山南方に着くが道標はない。少し降り登ると長細い鳥ノ胸山の山頂だ。15:38、太陽が富士山の左に光っているが、まだ沈まない。三角点の確認を失念した。 秋葉山に進むが、長い山頂を北西に進み、右に降りる。ここは尾根状でなく、道標もないので注意する。1200m圏で60度の方向だ。少し降りると尾根がはっきりしてくる。踏み跡もしっかりていて歩きやすい。 勾配が急になると、落ち葉に隠れ踏み跡が怪しくなる。大岩の上、手前で左に廻りこみ、右に戻ること。テープをしっかり確認して進み、30度方向の尾根に乗る。秋葉山の山頂には山頂標識はなく、金属鋲の四等三角点がある。16:29太陽は富士山の後を抜け、右側にほとんど落ちていた。ダイヤモンドは見れなかった。 日没が迫るのでスープ作成は省略、下山を急ぐ。北西に秋葉山の祠を見てから、山頂直下まで戻った。60度方向の尾根を降りていくと杉林に入り、途端に暗くなってきた。そのまま尾根を降り、途中でヘッドランプを着用する。 戻るようにトラバース道を進むと農道に出た。農家の方がいてそのまま進んだほうが良い道に出ると教えてくれた。東に進み、曙橋を渡ると国413にバスが待っていた。17:03到着、橋本駅まで戻り解散した。
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最終更新日
December 22, 2009 08:46:50 PM
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