テーマ:山登りは楽しい(12033)
カテゴリ:登山
個人的には、使えるものは何でも使えと思っている。
ただしGPSを使わず、コンパスと高度計と地形図で、現在位置を把握する技術は持っておくべきだ。 昔の岳人はそれでしか、現在位置を把握する方法がなかったのだから。それでも行動ができたのだ。 かつてブログに書いた「君は、遡行図(そこうず)を描いたことがあるかい?」では、コンパスと地形図と高度計(スント・アルティマックス)を用いて、現在位置を完璧に把握することができていた。経験と技術と山勘が融合して最強状態になると、そこまで可能になるのよ。 新雪の大倉山では、図のようなルートを辿った。登りは登山道(桑首谷右岸稜)。 下りは、あえて登山道を外れて左岸稜に入った。 昨年この桑首谷左岸稜に入り、雪洞泊訓練を行っていた。 一日目 二日目 ラッセルが激しくて山頂まで立てなかったのだ。だから今回下ってみることにした。 山スキーに適した疎林もあるが、アップダウンが多いので、ウロコ板がいいのかな。 予想はしていたが、標高を下げるとヤブとなる。 まあ、普通に登山道を往復するより面白いではないか。 全身木っ端だらけになったが。 当然ながらGPSを多用した。それでもルート修正が必要だった。若手にはコンパスと地形図で進路を決める方法を教えたが、理解できたかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/04/14 09:21:05 PM
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