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テーマ:山登りは楽しい(12247)
カテゴリ:山登りは楽しい
ご来光を拝み山頂一周に向かった。 一生に一度と言ひて富士登山 もう来ることはないだろうと山頂の景色を目に焼き付けながら歩いた。 時計回りに剣が峰を目指した。 秋晴れや天地を分ける剣が峰 ひと際高いところが剣が峰。 富士山の火口。 八月の威容漂ふ富士火口 剣が峰が目の前に。 ついに剣が峰に。 剣が峰の空を掴みて八月尽 脇の展望台から西側を望む。 秋晴れや富士から眺む富士の影 富士山の影がくっきりと写っている。 珍しい光景だ。 逆光になってしまったが再び富士の噴火口。 剣が峰で一服。(至福のひととき) 秋の日を一人占めして富士に立つ 右手奥に剣が峰が見える。 火口にお参り?の碑が建っている。 秋晴れや富士山頂を一巡り 富士に立ち秋の列島見下しぬ 富士五湖の高さに雲海広がれり 湖は、山中湖。右手に雲海が広がっている。 一巡りして下山。 本八合目まで20分で降りる。(登りは2時間かかったのだが) ここからは延々と続くジグザグの下山道。 暑い! 片蔭の欲しき富嶽の下山道 きつい道だった。 途中、下山する人の登山靴を見たらみんな茶色! えっ!みんな同じ色の登山靴を履いているんだ!と思ったら 登山靴富嶽の色に染まりけり 自分の登山靴も同じ色だった。 途中、バテながら漸く河口湖インターの売店が見えた所でダウン! 塩分不足か。残っていた胡瓜に味噌をつけて食べてようやく元気に。 その間、トテ馬車の呼び込みが 「まだ乗れますよ!」「まだ乗れますよ!」と連呼! 自分が乗るまで叫び続けているような気がした。 トテ馬車に誘はれ下る秋の富士 にならないよう必死に回復に努めた。 誘惑に負けそうになったが何とか回復し自力で帰還! もう2度と登らないと思ったが、2,3日するとじわじわと感動が 蘇ってきた。 富士登山壮年の夢膨らみぬ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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