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タイトル通りです。今朝3時に目を覚まして、それから寝付けませんでした。 きのう私は朝から放課後デイのヘルプ。学校が春休みに突入したためです。 天気が良かったので、空き時間に送迎車の車内の掃除も4台分やりました。 私のことがアホだから好き!という、小さくやんちゃな子どもたちの相手も、がっつり夕方までやったので、かなりヘタれて家に戻ったのが6時過ぎ。 ただいま〜と帰ると、休みだったアヤベーがおたまを持ったまま、「ライン見た?」と聞きます。 ううん、なんで?の「で」まで言わないうちに、◯◯さんが亡くなったんだよ、と言います。 ??? なんのこと? ◯◯さん死んじゃったの。事故だって。 ??? 頭の中がこんがらがりました。アッキーのお嫁さんMちゃんのお父さん。 公務員を退職してから畑を本格的にやり出して、いつもたくさんの野菜を届けてくれます。 じゃがいもも大根も白菜も長ネギも、今年の冬は買いませんでした。確か1月もなにか持ってきてくれたんじゃなかったか。。。 取るものもとりあえず、◯◯家に向かいました。 そこは田舎で、商店街もないような静かな町というか村です。 新築の家の和室で、お父さんはきれいな布団に寝かされていました。とても小さく見えました。 Mちゃんに抱きつかれて、私も泣くしかありませんでした。 人は亡くなると、善いひと、と言いますが、つくづく人の良い人間でした。私自身、長く生きてきて、これほどの善人にはそうそうお目にかかっていません。それほどいい人でした。 帰りの車の中でアヤベーに言いました。 亡くなると人は魂が抜けて小さくなるもんだね。俺もきっとそうだろう。 この10年あまり、あんたといろんなところに行って、いろんなもん食って楽しかったよ。仕事もデザイナー人生でたぶんこの10年が一番濃密だったんじゃないかな。悔いることは何ひとつないよ。少なくとも◯◯さんのように、突然命を落とすことはたぶんないわけだから、あ〜死んじゃったね、おつかれさまだったねと家族だけで送ってもらえればいいから。 3時に目が覚めて、ボ〜ッといろいろ考えていると、隣で寝ているアヤベーが寝言で「ううううう 胃が痛い」とつぶやきました。目覚めてから聞くと、本人は覚えていないそう。 肉親ではないけれど、やはりそれなりに二人ともダメージがあるんだなあと思いました。 今朝、チャリとアヤベーの弁当を作りながら、そして鮭と納豆のご飯を食べながら、あ〜 お父さんもこんな風にとりたててどうということもない朝を迎えるはずたったのにな。さて畑に行くかとよっこいしょと立ち上がったはずなのにな、と思うと、自分の境遇を幸せに感じずにはいられませんでした。 アヤベーがきのう唐揚げ作ったので、それを入れました。 下は私のきのうのお弁当。 きょうもとりたててどうということのない朝を迎えられました。 0 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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