マジックキングダムをもっと楽しく
マジックキングダムは、四大テーマパークの中で、いちばん「ディズニー」らしい、そして「遊園地らしい」テーマパークだろう。[ただし、日中の人出は相当のもの。アトラクション巡りはスローダウン] もちろん、三大マウンテン以外のアトラクションも、一般のテーマパークに比べれば、相当レベルは高いわけで、他の注目アトラクションの模様もお届けしたい。 バズ・ライトイヤーのスペースレンジャースピン(満足度★★★★) [マルチエンディング、というわけではないが…] 練習して、もう一度やってみたい、と思ったのがこのアトラクション。 プレイヤーは銃を搭載したカートに載って、宇宙空間に飛び出していく。 この宇宙空間には敵の「的」がたくさん飛び交っていて、この「的」目がけて光線銃を撃っていくのである。 ここで、ルートの両サイドに敵がいるわけだが、カートは写真中央のレバーで左右に回転できる。こうした方向転換も駆使しながら、敵の的に光線を命中させていくと(急所に命中すれば、高得点!)、プレイヤー毎に点数が掲示されるという仕組みである。 ちなみに私は69,200点。前のオッサンは10万点を超えていた。 出口付近に表示される表によると、『600,000 - 999,999点』で最高ランクの『COSMIC COMMANDO』にランクされるということなので(達成しても何も貰えないと思うが)、ぜひこの得点を目指して頑張っていただきたい。 スティッチのグレートエスケープ(満足度★★★)[写真をあんまり撮っていなくて申し訳ないが] トゥモローランドで最も新しいアトラクション。スリルを求めてやってくるとやや拍子抜けすることになるが、後から振り返ってみると、やはり完成度の高いアトラクションであったことに気付くのである。 ディズニー映画「リロ&スティッチ」のスティッチを囲んで、円形に配列されている椅子に座る。ここで実物大?のスティッチ人形が中央に登場。 このアトラクション、この座ってシートベルトをさせられるものの、特に円形部分が回転するわけでも、アップダウンするわけでもない。 しかし、単に視覚効果だけではなく(目の前の人形が、一瞬にして消えるように見えたり、変身したりするのは凄い!)、加えて聴覚効果・嗅覚効果を駆使した演出で、スティッチが部屋中を駆けめぐっているような錯覚に囚われるのである。 私、この手の聴覚効果が苦手で、どうしてもくすぐったく感じてしまうのに加えて、ちょっと臭いのもご愛敬なアトラクションである。 プーさんの冒険(満足度★★) [ただただ平和なメルヘンの世界] くまのプーさんと言えば、大人の間ではディズニーと原作者・A=A=ミルンの子孫との間で骨肉の争いが繰り広げられていているわけであるが、そんなことは子供には関係のない話である。 ここでは、プーさんの大好きな蜂蜜の瓶に乗って、プーさんの物語に登場する様々なキャラクターに会いにいくことができる。 …対象年齢が相当低めなのには、お気をつけて(苦笑)。 ミッキーのフィルハーマジック(満足度★★★★★)[写真では何のこっちゃ分からないと思うが、とにかく素晴らしい] 今ネットで調べてみると、このアトラクションは東京にないらしい。 うーん、これは相当、東京ディズニーリゾートファンには申し訳ないし、逆に言えばオリエンタルランドのディズニーリゾート計画は、ただただ杜撰だとしか言いようがない。 …3/19のエントリーで『コダック社提供の3Dムービーアトラクションは、すべて「当たり」であった』と書いたが、その中での一番の大当たりがこれであった。 3Dメガネのターゲットとなるスクリーンの大きさもさることながら、人形とアニメーション上のキャラクターの競演(ディズニーアニメファンならたまらないだろう…メインキャラクター総出演である)が、フルCGで表現され(名シーンが次々に綺麗なCGで再現されているのである)、海の底に潜ったり、空飛ぶじゅうたんに載って、街を駆け抜ける気分になれる。 最後は、スクリーンを突き破った、ドナルドのお尻を「本当に」見て大団円。素晴らしかった! ミッキーのカントリーハウス(満足度 評価なし) [ミッキーとミニーに会いたい方に] 大行列ができていて、何のことかと思ったら、ミッキーとミニーの部屋には、どうやらこの2人がいて、写真撮影ができるようであった。 …私は別に興味がないので(爆)スルーしたが、どうしてもミッキーと写真に写りたい!という方にはおすすめの場所である。 次回からは今回最後のテーマパーク、MGMスタジオについて、お話ししていきたい。