インド ロックダウン 22日目 ウイルス界と人間
前回の隣村少年たちの不審死の後、集落では2、3日毎に政府職員が道路を消毒に来ているそうです。私の家は村から1キロ以上離れているのですが、時たま薬品の臭いがしています。(詳しいことがわからないので何とも言えませんが、少年たちがマスクしてクリケットしてたとしたら、低酸素が原因だったのかしら)牛の世話に来てくれているスンダリさんは、1,2週間前に軽い風邪を引いた後匂いがしないと言って不安がっていました。そこに隣人があっという間に亡くなりコロナと認定されたので、もうパニックになり夜も眠れないほどになっていました。検査に行こうにも、一人で街の病院には行けない(インドの女性にありがちなタイプ)し、近くに住んでいる娘夫婦に話すのも心配されるし、と一人悩んでいました。そんな話をした翌日、晴れやかな笑顔で現れたスンダリさんは、娘婿にワクチン接種に連れて行ってもらい、「もう、スンダリは安全なのよ! お医者様に言われたの、もう大丈夫だからね、って』と本当に心から嬉しそうに話してくれました。なので、良かったね! と言いました。今回のワクチンのことは色々調べているので、とてもじゃないけれど受ける気にはならない私ですが、不安でパニックになっている人には 白衣と注射の説得力が何より効くんですよね。(インドの素朴な人には錠剤とか注射とかを信じている人が多いです)現在のインドで使われているのはアストラゼネカ社のDNAワクチンがほとんどです。デリーの大病院でワクチン接種完了してた医師たちの集団感染があったってニュースもありましたが、どう理解しているのでしょうか。ワクチン研究者の告発( ギートヴァンデンボスチェ博士)によるとDarkHorse Podcast with Geert Vanden Bossche & Bret Weinsteinワクチン自体は完璧に作られていると思っているけれども、パンデミックの真っ最中に世界中でワクチンを打つということはウイルスの活動に人間が深く介入することになる。ワクチンで抗体を持つ人々の間では変異してワクチン抗体をくぐり抜ける変異株が生き残こる・・・ つまり感染力の強い変異株を選択的に育てることになってしまうと考えられ、実際に世界各地でそうなっている。ということを話しておられます。世界中の広大な”培地”(人々の体内)でこの生き残り作戦が行われていく・・・これは一昔前のスペイン風邪の時代には起こり得なかった人類のウイルス界に対する介入であり、ウイルスは人を殺すつもりではないけれど自然の摂理で生き残りを目指すもの。 人間の目の前の問題解決のための浅はかな対策で自然界に大きく介入した時、私たちの力では対処しきれない事態となり得る。これはとても説得力のある考えだと思いましたし、最近の各国データが証明していると思うのです。ロックダウン中だけれど、かろうじて通販で注文することができた、オーガニックインディアのハーブ薬が届きました。シナモン、インドバジル、生姜、黒胡椒 の香りの良い煎じ薬。免疫力アップに良いそうです。ワクチンで安心したスンダリさんにもお裾分けして皆で飲みたいと思います。ちなみに厳格なロックダウンは6月7日まで延長されました。そのため、スーパーマーケットは配達のみ可能で 通販もほとんどの品は取り扱いを中止しています。あと1週間なら何とかなりますが・・・あまり長引くと困ります。今日届いたハーブ薬