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「 御在国中休日 五日、十一日、十四日、十九日、廿五日、廿八日 御留守中休日 二日、五日、八日、十一日、十四日、十六日、十九日、廿二日、廿五日、廿八日」(文化十一年(1814)一月「鶴亭日記」) これは、広島藩の城中・城外とも藩の役所の休日を示しています。「御在国」「御留守中」は、藩主が在国か、参勤交代のため御留守中かをいいます。 御留守中の休日を覚えるために、「ニ ゴ ヤ イ シ ム ク 又 ニ ゴ ナ」という語呂合せがあったといいます。 「月末の休日はもと二十八日なりしが、同日は月の三祝日の一なれば、諸士登城して賀辞を上るの式あり、故に二十七日に繰上げたるなりと古老より聞きたるまゝ」(小鷹狩元凱『広島雑多集』) という事情で、「……ニ ゴ ヤ」となるべきところが「……ニ ゴ ナ」になっています。 語呂合せがないと覚えられないほど休日が沢山あったとは、うらやましい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/11/10 02:49:26 PM
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