悔しさと心残りは消えませんが今季のハピネッツもとても素敵なチームでした、みなさんありがとう&おつかれさまでした(18/5/20,B2FINALGAME2,3秋田ノーザンハピネッツVSライジングゼファー福岡@CNAアリーナあきた)
いやー悔しい、悔しいよビッキー(´;ω;`)ウッ… 昨季降格が決まった残留PO1回戦もなんとも言えない気持ちで観ていましたが、目の前で優勝が逃げて行ったこの試合も、終わってから気持ちを落ち着かせるのに数日かかりましたぐっすん。B2FINAL、土曜日のGAME1は秋田が勝利し、私が現地入りしたのは翌朝。B2優勝を見届けるつもりで頑張ってGAME2の指定席おさえたんだよ・・・(´;ω;`)ウッ… 久々のCNAアリーナ。到着は12時頃、ビッキーが入口でのグリーティングを終える頃でした。 階段に沿ってズラリと並ぶ選手バナーかなりの迫力。これ気分が上がっていいんですよねえ シゲかっこいーい グッズ&アリーナグルメの中心「エリア82(サブアリーナ)」へ向かう通路にもこうした全選手のバナーが。かっこいいですねえ そして。予想はしてたけどエリア82の混雑すごかったヽ(´Д`lll)ノ グッズを買うのに15分待ち、アリーナグルメはどの店舗も20~30人の列。時間がちょっと読めなそう&運ぶのも大変そうなので、そんな時にはやはり俺たちの「たけや」╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !「たけや」さんとはヤマザキ系列の秋田ローカルなパン業者さんで、秋田っ子はみんなたけやのパンを食べて育ちます。そのパンが!この会場では1個100円均一価格、加えてパン1個につき1枚選手カードをひかせてもらえるのです素晴らしいー(ノ*゚▽゚)ノ゙ プログラムに折り込まれた応援バナーの裏は、全選手のサイン入りのデザイン。 ビールが飲みたかったのでおつまみが欲しいなと、1階席に近い「桃豚グルメブース」さんで「肉だまっこ(400円)」。ここは何を買っても美味しいお店です。 肉だまっこは、だまっこ(ごはんをつぶしておだんごにしたもの)をひき肉で包んで揚げ、お好み焼き風に削りがつおとねぎがトッピング。マヨ&ソースは自分でかけるしくみ。美味しかった。 さて、では試合もいくらか振り返っておきたいと・・・(´;ω;`)ウッ… ≪GAME2≫ 【福岡】今季B2リーグ47勝13敗西地区1位 #5山下,#6小林,#8薦田,#10ファイパプ月瑠,#11エリック・ジェイコブセン秋田のホームゲームでは、対戦相手入場時は相手チームカラーでお出迎え。ブルーが綺麗です。秋田で言うところの「ビガビガ棒」もあらかじめ相手カラーで準備される方が多い。 福岡は昨季B3でのスタートに「ええっ!?」と思い、さらに山下・小林両選手というB1で十分通用する優秀な選手が加入したこともけっこうなインパクトで、この2年常に戦績を追って来たチームでした。強いことは知っていた、しかし…(´;ω;`)ウッ… 【秋田】今季B2リーグ54勝6敗東地区1位 #5田口,#17中山,#34小野寺,#43カディーム・コールビー,#55谷口 選手入場後、「秋田県民歌」をみんなで歌います。秋田のホームはビジターブースターさんが若干威圧感を感じてしまうのでは??と思うほどピンクの着用率が高く、県民歌の声量も大きいのです。すごいなあ。 県民歌の歌詞はスクリーンにも表示されますが、小さい頃覚えたのでだいたい頭に入っています。「秀麗無比なる鳥海山よ 狂乱吠え立つ男鹿半島よ」から始まるのですがその鳥海山がこちら。同日たまたま飛行機の中から綺麗に見えたので撮ってみました この県民歌で毎回ぐっとくるという方は、他県出身の選手を含め多いと聞きます。私もそう。ちょっとうるっときてしまう、地元愛はあまり強くないのですが(笑) 昨季~今季アーリーカップまでは残念ながら「太りぎみ」の方が散見されたハピネッツチアさん。今季のダンスはよりハードでかっこよく、はっきり「痩せた(絞られた)なあ」と思った方が何人も。チーム同様、チアのみなさんにとっても厳しい1年だったと思います。おつかれさまでした。 さあさあ、ほぼ360度まっピンクに染まったホームアリーナで、今季最後の試合・・・ Tip Off!! 今季の秋田の戦い方の特徴は1にも2にもこの激しいディフェンス。 時に「えげつない」と評された今季の秋田のディフェンスは、相手キーマンには常時ダブルチームが基本。勝負時にはオールコートで当たる、とても体力と集中力を要するスタイルです。このためチーム全員のタイムシェアも徹底されており、ベンチ入り選手全員が出場しますが、逆に言えばそれは「特別な選手(別格級のエース)がいない」ということでもあり 山下・小林両選手が攻守の核となってチームを支えた福岡とは対照的とも言えます。 つまりNBL時代2人とも好きだったんですよ私、特にヤス選手が福岡へ行ったのは衝撃でしたゆえに、前日のGAME1でも高確率でスリーを決めて来ている小林選手には特に必死でくらいつきますが 試合巧者のベテラン選手にはファウルを誘われることも多く、ファウルトラブルも今季の秋田について回ったテーマでした。 やられたよ(ほめてます)Q1はなかなか点が決まらず苦戦した秋田でしたが、前半は40-35で折り返し。こうして見ると「一般人の怖いおにいちゃん」に見えなくもないですが、今季途中で怪我をしてしまったものの、ものすごく丁寧な言葉遣いでSNSでの貢献めざましい#91佐藤選手です。でもこえーよ! 「ヤングマン」中。B2は場内で洋楽を使えないので邦楽のみとなりますが、違和感全くなかったなあ かわいいなあビッキー、ビッキーだいすき(○´∀`)ノ さて、後半は始まって程なく逆転され、その後も点差を広げられる苦しい展開が続きました。つまり「前日やったことをやり返された」、3Qを勝負所と定めた福岡はディフェンスの強度を高め、シュートを徹底的に阻止。一方で自分たちは確実なインサイドを中心に得点を重ねていきます。シゲへのマークは特にきつかった 4Q前のビッキーウエーブ! 昇格が決まった先週よりも少なかったのはちょっと残念、でもB2で4千人超はすごい。来季もこうでありたい レフェリー陣はさすがFINAL、ふだんB1の試合で観る面々。ジャッジは厳しかった、けれどそこも含めて秋田はB1水準に持って行かなくてはならないということです。 ちなみに漆間審判が呼び上げられた時場内がざわついていた、あの鍛え上げられた肉体で秋田マダムのハートもつかんだのか4Qのオフィシャルタイムアウト時の「FLY AGAIN」。すごいでしょ?? イントロで周りの人みんな立って準備してたもん えげつないなあ~(ほめてます) このように最後まで手を抜かない福岡ディフェンスに手を焼き、相手を止めることも難しくGAME2は逆転負けとなりました。 20分間のインターバルを挟んでのGAME3。一般にB界では「GAME3」になった場合、会場の雰囲気が選手のメンタルに影響し、ホーム側が圧倒的に有利と言われます。その意味では秋田は有利なはず…ではありましたが、GAME2の内容から言って不安だったことも確か。特に後半だけ見ると、秋田のシュート確率は30%程度にまで下がり、福岡のそれは70%弱に上昇。嫌な流れです。≪GAME3≫ 【福岡】#5山下,#6小林,#7北向,#10ファイパプ月瑠,#11ジェイコブセン 【秋田】#9白濱,#11ナイジェル・スパイクス,#17中山,#22クリス・カヨール,#34小野寺福岡は勝負強く信頼のおけるベテラン中心選手+GAME2の後半に続いてインサイドを強めに、ぶれない秋田はプレータイムのバランスを取ったメンバーでのスタート。 どの選手も頑張ってくれたと思います。本当に、あの時点で持てる力のすべてを出し切ったと思う。 ですがGAME3、秋田はミスが多かった。自分たちでターンオーバーになってしまったり、フリースローも決まらなかったりと自分たちで徐々に不利にしてしまった感じはありました。こういう試合、やはり若い選手の多い秋田はメンタルの面で苦しかった部分もあったかも知れません。そして残り3.7秒でビハインドは3ポイント。 最後のタイムアウト明け、秋田はダイチに命運を委ねました。 試合終了。 あのフリースローが入っていれば、あのシュートが1本でも決まっていたら、という点差。でも永遠に届かなかった点差です。 ダイチのこういう顔、我々は何度見て来ただろうか・・・ そんな訳で、17-18シーズンのB2優勝はライジングゼファー福岡のみなさんに決まりました。おめでとうございました。強かった。完敗でした。 今季、福岡とのリーグ対戦成績は1勝1敗。とは言えリーグ戦60試合の勝ち数では秋田が上回っていました(B2最多勝利数・連続勝利記録ともに更新)。このメンバーでここまでの戦績をおさめられたことは誇りに思っていいと思います。私はそう思ってるよ!! この後、シーズン終了セレモニーが開催。代表の挨拶も、シゲの言葉も、この敗戦直後だけに胸にしみてくるものでした。 みんなで「おいさー!!!」できなかったのも、うれし泣きできなかったのも残念。ですが、こういう結果の直後の選手たちの顔を間近で見ることができたのは、私にとって収穫でした。 来季もよろしくねペップ いやーやっと書けた、書くのがしんどかった。やはりこういう「全員でがんばるスタイル」なので、ハピネッツについてはどうしても気持ちが入ってしまい、なかなか冷静になれずレポートが遅くなりました。でも行ってよかった。来年も応援しようという気持ちになれました。 来季はB1、それも最大の難関エリアの東地区です。苦戦は予想されますが、できるだけ応援に行きたい。三遠とバランスを取って予定を組むのが楽しみです。みなさんおつかれさまでした!!