SUBARU レガシィといえば・・・ツーリングワゴンだったはず。新型では、REVORGにワゴンタイプを譲り、アウトバックとセダン(B4)だけになる。その新型アウトバック登場です。何か、この塊(かたまり)感が実にいいですね! 記事はイズム・プレミアムカーからです。
先の東京モーターショーでお披露目となった新型スポーツツアラー、レヴォーグの6月20日販売開始を発表したばかりのスバルが、ニューヨークにおいて、新型アウトバック(米国仕様車)を公開した。
1995年に登場した初代からかぞえて5代目となるこのモデル。クロスオーバーモデルのパイオニアとしての自負が随所に見受けられる仕上がりとなっている。米国仕様のエンジンは、ともに自然吸気(ノンターボ)の2.5リットル水平対向4気筒DOHCと、3.6リットル水平対向6気筒DOHCの二本立て。組み合わされるトランスミッションは定評を得たリニアトロニックで、3.6リットルエンジンのそれは、高トルクに的確に対応するためブラッシュアップされている。
北米中部の山岳エリアを訪ねると、アウトバックが人々の暮らしに「欠かさざるもの」として、タフに使われているのを、よく見かける。この2月に日本公開となったアレクサンダー・ペイン監督のモノクローム映画『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(Nebraska)にもそんなシーンが描かれた。酷使され、ややくたびれたスバル アウトバッグは、父と子の心をつなぐ重要な役割を担っていた。
ニューヨーク国際自動車ショーでアンヴェールされた新型アウトバック。日本への導入はまだ先になりそうだが、レヴォーグ発売との相乗効果で「ワゴンのスバル」再興の気配、なにやら濃厚である。