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       世に棲む日々

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2008.03.29
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テーマ:たわごと(26807)
カテゴリ:社会と教育
今日は,暗い報道が続いていましたが,
久しぶりに未来の展望を感じさせてくれる
記事からです。


   「沖縄ノート」訴訟、元隊長の請求棄却 大阪地裁

  太平洋戦争末期の沖縄戦で、旧日本軍が住民に集団自決を命じたとした岩波新書
 「沖縄ノート」などの記述で名誉を傷つけられたとして、
 元戦隊長と遺族が著者でノーベル賞作家の大江健三郎さん(73)と
 出版元の岩波書店(東京)に出版差し止めや損害賠償を求めた訴訟の判決が
 28日、大阪地裁であった。深見敏正裁判長は
 「元戦隊長の命令があったとは断定できないが、関与は十分推認できる」とし、
 集団自決には「旧日本軍が深くかかわった」と認定。
 元隊長らを匿名で「事件の責任者」などとした記述には
 「合理的資料や根拠があった」として名誉棄損にはあたらないと判断し、
 請求をすべて棄却した。元隊長側は控訴する方針。
 【2008年03月28日 朝日新聞】

この訴訟が高校の歴史教科書の検定に影響を与え
集団自決の削除などにつながったことは
周知の事実です。

判決では集団自決への
軍の関与を認定したことが
画期的なのですが

今後,上級審でどうなるかが注目されますが
今まで,上級審で逆転したような事例は
多々ありますので今後も注視しておく必要があると思います。

今回の判決で興味深かったのは
集団自決を命令する明確な事実認定をしていないのに
軍の関与を認めているということです。

一見矛盾しているみたいですが,
軍からの入手が困難な手榴弾が配られたという事実
軍の駐屯地以外では集団自決が発生していないという事実

この事実を踏まえて軍の関与を認定する
そして,軍隊というピラミッド型の命令構造から
元隊長の関与を推認…

分かりやすく言えば,
管理職の意を汲んで行うことについて
管理職の責任を問えるか?

ということではないでしょうか?

例えば,
某進学校で実績を上げるために
○○や××を行った…
後で発覚後に管理職は知らなかった…
では済ましてもらえないでしょう?
(未履修問題なんかが好例ですね)

また最近流行のKYですが,
管理職の意向や職場の空気を読んで
行動したことについて

後で個人の責任で済まさせられる…

こんなことは通用してはいけないと思います。

今回の記事の最後に大江氏が判決前に
「判決にあたって」という回答文の結びを
引用させて頂きたいと思います。

   日本の近代化を通じて行われた
  「皇民教育」のイデオロギー復活に
  道を切り開かぬように努力する。
  それが私の作家活動の,終生の目標です。

この文からは凛とした大江氏の心が伝わります。
今日新聞を読みながら,私もそうありたい…
そんな気持ちを新たにしました。

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Last updated  2008.03.30 00:18:17
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