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カテゴリ:社会
久しぶりに時事ネタです
菅首相、中部電力に浜岡原発の全原子炉停止を要請 菅直人首相は6日、静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所について、 地震対策や防潮堤の設置など中長期の対策が完成するまでの間、 すべての原子炉を停止するよう中部電力に要請した。 首相は停止要請の理由について、東日本大震災に伴う東京電力 福島第一原子力発電所の事故を引き合いに出し、 国民の安全と安心を考えて、浜岡原発で重大な事故が発生した場合、 日本社会全体におよぶ甚大な影響を併せて考慮したと説明した。 一方で首相は、日本政府には原発の運転停止を命令する 権限はないとし、浜岡原発を所有する中部電力に運転停止を 要請することしかできないと語った。この点について、 中部電幹部は6日夜、「(政府の)要請とはいえ、 命令に近い重みを持っている」とし、すべての原子炉を停止させる 方向で調整していることを明かした。 国際環境保護団体「グリーンピース」は、 今回の日本政府の決断を称賛した。同団体の事務局長を務める 佐藤潤一氏は、首相の運転停止要請を歓迎すると述べる一方、 首相が原発の運転停止を直接要請したのは今回が初めてであり、 他の原発についても運転停止を要請すべきだと語った。 福島第一原発の事故後、世界中で原発の安全性が問題になっており、 米国では原子力規制委員会(NRC)による安全性の再検討が 現在も行われている。【2011年5月7日 CNN.co.jp 】 さて,色々と批判も多い現政権と首相ですが 今回の判断は正しいと私は思います もちろん,実際に浜岡原発が停止されないと 意味がないのですが… 原発に頼っている日本の発電事情を考えると 稼働せざるを得ない…という意見もありますが 前提から考えを変えるべきだと私は思います いわゆる今までの二律背反的な 原発推進・原発反対的な論争… 実はどちらの論も前提としての原発を肯定している 原発反対論にしてもその根底は安全性にあり 原子力発電という方式を否定しているのではない… 曰く「100%安全でない原発は…」 では,火力発電や水力発電やその他の発電方式でも 100%安全と言い切れるのか? 極論かもしれませんが原発に反対・賛成とい論争を続ける限り 次なる段階に発展する可能性は低いのではないでしょうか つまり,非原発の視点に立ち 新しいエネルギーシステムの構築を模索する… あるいは,人間社会のライフスタイル自体を変える… 矛盾を乗り越える事で歴史は発展し次の段階に進む… 私たち人間はその可能性を持っているし 私は信じています… ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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