「ちょうだい」のよちよち手話
パーの右手の甲を左手のひらの上に2回打ちつけます。(右手と左手が入れ違っていてもかまいません。)自然な身振りでよく使っていますが、これを子どもが使うことができれば、自分が要求していることをきちんと相手に伝えることが出来ます。講座で自分のおもちゃを、10ヶ月くらいの子がはいはいしてきて持っていってしまい、なかなか返してくれません。この1歳3ヶ月の子はその子の近くまで行って、「ちょうだい」のサインを繰り返すのですが、10ヶ月の子には通じません。でも無理にとることなく、繰り返し「ちょうだい」をしていました。ママが気づいて返してくれました。サインという言葉を使えるようになると、こんな小さな子も、言葉(サイン)で通じさせようとすることを知り、見ていたほかのお母さんたちも感動しました。