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カテゴリ:本・メディア・通信
あまり耳慣れない言葉である。
恥ずかしながら、今日のニュースを読むまで私は知らなかった。 しかしながら歴史はそれほど浅いものではなく、 言われてみれば富士山に残されるゴミ問題などは何十年も前から騒がれていた。 それらに加え、最近では「インスタ映え」を狙う若者達による公害が増えているという。 まず、美しい景観を持つ私有地への無断侵入が目立つようだ。 私などは、仮に法律違反の可能性はあるとしても、 実害は無いのでそれほどの罪ではないだろうと感じてしまった。 ところが実際には、靴の裏に付着している病原菌や害虫などによって、 畑の植物や牧草に悪影響が出る可能性もあるので、思いのほか悪質な行為らしい。 京都で舞妓さんの写真を許可無く撮り、肖像権侵害をするケースや、 奈良で鹿を追いかけて逆に嚙まれるケースなど、 有名な観光地ほどマナー違反や法律違反が目立つようだ。 イタリアでは、「トレビの泉」の撮影スポットを巡って喧嘩が起こったという。 これなどは愚の骨頂と呼ぶべき行為かもしれない。 Youtuberにもそういう輩がいたので以前かなり話題になったが、 インスタ映えのためだけに食事を注文して、ほとんど残していくお客もいるそうだ。 「食べることができる」という、恵まれた立場にいる幸せを全く理解していない。 今私はFacebookから少々遠ざかっているが、 盛んに写真をアップロードしていた頃は、誰なのかがわかるように 映ってしまっている他人の顔には、すべてぼかしを入れていた。 結構な数になることもあるので大変だったのを覚えている。 その辺の人権侵害も含め、マナー違反と法律違反に気をつけながら 若者達はインスタ映え狙いの行動を楽しんでほしいと思う。 断崖絶壁での危険な撮影など、一見他人の迷惑にならないと思えるような行為でも、 「自分が死んだら悲しむ人がいる」ことを思い出し、自粛してほしいところである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年09月28日 23時15分41秒
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