オトナとコドモ
奥多摩でのゲンキ地球NET合宿寒空の下、川原で川を眺めているとなぜか川に入りたいという衝動。止めようとする理性 この寒い中入ると風邪をひく 着替えもタオルもない 入る理由がないいつの頃からか意味や、理由や、目的がないことをしなくなった自分、後のことを考えて今を抑えるようになった自分そんな優秀なオトナに成長している自分に気づく。そして再度意味のないこと、理由のないことを無性にしたくなる衝動自分の中のコドモの抵抗。服を脱いで川に入ってみる。 あ~冷たすぎる~ やっぱり意味ね~~意味ね~~と頭の中に起こる後悔の雄たけび。でも、なんか愉しい熱くて痛いような冷たい感覚こわばる身体潜ると聴こえてくる無音の世界存分にたのしんで陸に上がるとやっぱり寒い。小雨が降る中フラフラと川原を歩き焚き火をしている人たちの中に入れてもらい暖をとる。火と人の暖かさを全身で感じられる。そして分けてもらった熱々の食事がうますぎる。ガツガツ食べていると「お兄さんはなんで裸なの~」と素直に聞いてくる子ども。「お兄さんはお腹が減ったから、魚を採ろうと思って川に潜ってたんだよ~」と嘘をつくオトナな自分。誕生日を迎えまた一歩オトナに近づいたのかも。