まだ見ぬ子どもたちに
「ヴィジュアル重視の視覚文化に逆らって聴き入る耳の文化を新たに創っていかない」と誘われよくわからんけどおもしろそうなんで二つ返事で受諾。具体的には「流学日記」をオーディオBookにして聴けるようにしようという。早速今日若い声優さんに来てもらってこの人が朗読するのか~と思っているとこの人がコーチで僕が自分で読むってことになる朗読なんか小学校以来やったことないよ~と思って、さっそくやってみるとつっかえて、うまく読めないんだけどなんかドキドキしておもしろい録音した声を聴いてみるとまるで別人が話てるようでかなり恥ずかしい おれこんな声で話してる?って聴くと、居合わせた人みんなが うん と深々と頷くので違和感を感じながらも納得しかし自分の声だと思って聴いていると なかなかいい声じゃんと思えなくもないから不思議まあ、とりあえずあまりにも下手だからあえいうお から練習することに帰り道歩きながら あえうえおとか発声してるとだんだん愉しくなってくるきっと将来血がつながっていようと、いまいと自分の子どもたちを持った時かなり本の読み聴かせのうまいお父さん役になるんだろうなと思うまだ見ぬ子ども達のためにも今から練習しとくかしかし僕の子ども達はかなりラッキーだなきっと自画自賛岩本悠