お客様の都合と自分の都合
今日はちょっと真面目な話。詳細は書けないんだけど、ネットでビジネスをしたいというお話。後輩プランナーに相談されたんですよ。で、コンテンツ系の商材です。既にリアル(要するに教室ね)では、相当数の会員を抱えている会社。商材はニッチに特化したもので、物はいい。まだ値段は決まっていない。先方からの用件として言われたのが、ストリーミング配信したいとのこと。はぁ?ストリーミングゥ?お金払ってダウンロードできないの?コピーされるのがイヤだからって?私が客なら、例え1ヶ月1000円でも買わない。だって、ストリーミングってことは、学習したい時にできないってことでしょう。Moraが1年かかってネットで売った曲の数より、iTunesMusicStoreが4日間で売った曲方が多いのはどうしてだと思う?邦楽ならソニー傘下のMoraの方が揃っていたかもしれない。でも、売れ行きは全然違った。だってiTMSの方が、お客さんが使いやすいから。Moraで買った音楽はソニーのプレイヤーかWindowsPCでないと聞けない。iTMSなら、コピーもできるし(不正コピーを認めているわけじゃないよ。権利として認められている私的複製ね。PC→iPod、PC→Romに焼いてカーステなど)ソフト自体の使い方も簡単だしね。自分の都合を客に押しつけても、客は逃げるだけです。音楽のようなオンリーワン商材ですら、その傾向があります。ましてや、ニッチに特化してようが、探せば似た商材がある分野じゃあねぇ。。。私が後輩プランナーにしたアドバイスは、「決めるのはお客さんだけど、お客さんの商売を真剣に考えて、どうした方がいいかアドバイスしてあげな。」同じ「うまく行かない可能性が高い」と伝える場合でも、お客さんの商売のためを思って言ってるのか、失敗した時に自己保身(だから言ったでしょうって)するために言うのかじゃ、全然違ってくるからね。さて、明日、彼はどうするんでしょうか。今日のツイテル1.某V,I.計画、進める。2.レギュラーのチラシ入稿。トラブルもなくスムース。3.某ペット用品のパンフレットも入稿。4.某化粧品の箱封入パンフのチェック。返事がこないね。5.某上場企業のIRサイトデザインの相談を受けました。最後まで読んでくださったあなたに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。