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テーマ:最近観た映画。(39918)
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この映画、キアヌがマトリックス後最初の主演ていうのと、どうやら映像が凄いらいしという噂だけで、一切の前情報なく見るのを決めました。コミックの映画化だというのも知らなかった。
冒頭、メキシコのシーンから始まるんだけど、なんか雰囲気が似ている映画あったなぁと思ったら、次にキアヌの登場シーンがあって、「ああ、エクソシストをリスペクトしてるんだ」て気づいた。いや、見た目はちがいますよ。でも雰囲気と流れがね。 で・・・。 ふ~ん、こういう映画なのねぇ。 ストーリー語っちゃまずいけど、よく映画化できたねぇというのが第一印象。 映像のことではないですよ。地獄の描写とかタイムスライスを進化させた、明らかに時間の速度の異なる表現とか、見所はあります。でも、そういうことではなくて、キリスト教の国で、この映画が作られたことが驚きでした。だって、○○○○○が黒幕で○○○を助けるんですぜ(名前の持つ意味が重要なのよ)。重要な舞台の酒場もそうだけど、キリスト教の世界観を壊しているもの。 と思っていたら、エンドロールが終わったあとにその謎解きがありました。 ああ、全ては○○の○○○○だったのね、と。 さて、この映画は罪と救済がテーマのようです。「神がいるのであれば、何で悪魔がこんな理不尽なことをするのを放置しているのか」というところから派生していると思います。ですから、多少なりともキリスト教の知識は持っていた方がいいですよ。そうでないと、単なる神と悪魔の戦いという単純な映画(まあ、単純なんだけど)に見えてしまいますから。キリスト教なんて知らないっていう人は、開演前ちょっと早めにいって、パンフの真ん中あたり、観音開きになっているところの用語解説くらいは見ておきましょう。基礎知識があるのとないのでは、違いますよ。 この前、DVDでデビルマンを見たけど、この映画なみのものを作って欲しかった。そう言えば、この映画もデビルマンの原作の雰囲気を持っていますね。なんでだろう? やっぱりキリスト教の世界観を壊しているところかな? あとね、キアヌ演じるコンスタンティンがいいね。身勝手で。正義感なんて微塵もないところがいい。 ということで、今日の成功は 1.コンスタンティンを見る 2.ドメイン更新 3.今野敏の新刊購入 4.各種お買い物。 5.デビルマンの原作読了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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