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カテゴリ:最近読んだ本
今日もアクセスが多く、史上2番目でした。
ところで、映画もヒットしているそうですね。「妖怪大戦争」 エンターテイメントとしても単純に面白いんですが、 そこは荒俣宏。 病的なまでのこだわりで妖怪を描写しています。 もう、とにかく出てくる妖怪の描写だけでも楽しめます。 さらには盆踊りの起源や、先住民(日本に先住民がいたって知ってる? 今、日本にいる多くの人は渡来人の末裔なんですよ)の迫害の歴史とか、 ストーリーのテンポを乱すことなく、本筋と密接に絡まって描かれています。 そして本筋は、一人の男の子が一夏の経験(尋常じゃないんだけど)を通して 成長する様を描く。そして、大人になりきれなかった中年オヤジの悲哀も描く。 なんか、こうやって書いてると物語がバラバラになってそうですけど、 ものすごくまとまっていて読みやすいです。 これだけ多くの要素を詰め込んで、これほど楽しめる本になっているのは脱帽もの。 でも、この荒俣って人、本を書くのは、本を買うためなんだよね。 あくまでも自分の興味の蒐集のために本を書いたりテレビに出たりしている。 これだけの才能があるのにもったいないなぁ。 今日のツイテル 1.「妖怪大戦争」読了 2.某化粧品の小冊子台割完成 3.某化粧品のポスターラフ製作開始 4.面白そうな小説を購入 5.斎藤一人さんの講演会に行けることになった。 最後まで読んでくださったあなたに、すべての良きことが雪崩のごとく起きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 14, 2005 01:55:52 AM
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