『ガリレオの苦悩』

Amazonより

探偵ガリレオシリーズの第四弾ですね。
今はハードカバーで新しいのが出てるはずです。
こっちは短編集です。

ガリレオが映画化された時にテレビドラマの特番が有りましたけど、
それの原作ですね。

もともとガリレオ＝湯川博士のイメージって、
佐野史郎さんだったそうなんですが、この本では
映画で堤真一さんが言った台詞「お前は変わらないな、うらやましいよ」
ってヤツが別の事件で使われてます。

どういう事かというと、どう読んでも湯川博士がスマートで
カッコイイ風になってるんです。

つまりテレビが原作に影響を与えたってことだろうなぁと思っていたら
実はこっちの方が初出は古いんだそうです。えぇっ！？

そうそう、これから内海刑事も出てるのですけど、
それもドラマ用のキャラじゃなかった訳です。

ちょっと驚きの連続でした。

肝心の小説の方ですが、内海刑事のキャラクターを1冊使って掘り下げてますが、
基本、短編集なので、人間関係や人物描写は控えめで、
不思議な犯罪の謎を解くという部分に重きをおいているように思います。

だからサラッと読めますし、ガリレオという軽い名前に合った小説だと思います。
個人的には長編の方が好きですが、このシリーズだけは短編もOKです。

『ガリレオの苦悩』おすすめですよ。


今日の感謝
1.予想よりちょっとだけ請求が増えた
2.来月締めの案件が、通常より支払い条件が良くなった
3.新規案件を受注
4.大して雨に降られなかった
5.カミさんに感謝

最後まで読んでくださったあなたに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます。