トランプ大統領がコロナに感染したのは魔女の呪いが原因?アメリカで囁かれている陰謀論
およそ3週間後にアメリカ大統領選挙が迫る中、10月2日に自身と妻のコロナ感染を発表したドナルド・トランプ大統領。この事態は、世界中にも大きな衝撃を与えた。 しかし12日には、ウイルス抗原検査で数日にわたり「陰性」と判定されたことが主治医により発表され、同大統領は既に執務室や初集会に復帰している。 大事な選挙を控えて健在ぶりをアピールする大統領だが、その一方で、実は彼がコロナに感染したのは、トランプ政権に反対する「魔女」の呪いが原因ではとも囁かれているようだ。『VICE』などが伝えている。 トランプがコロナ検査で陽性に 10月2日、自身のTwitterでコロナ検査で陽性反応が出たことを発表したアメリカのドナルド・トランプ大統領。 そして12日、「体調は良好で公務に支障はない」という主治医の数回の検査により、陰性であることが発表されたわけだが、一連の「トランプ大統領がコロナ感染」という事実は、アメリカ人に衝撃を与えた。 彼はこれまでの発言から見ても、ウイルスの危険性をかなり軽視してきたと捉えられており、実際に感染したのはある種の罰(日本でいう所の罰当たり)と受け取る人もいたようだ。 更には、魔女の呪いではないか?という噂もまことしやかに囁かれた。 Twitterには、・満月の儀式が完了したから、コロナで大統領に陽性が出たんだ。・満月中に、トランプにコロナ陽性の結果!? まさか魔女の呪いだとか?・満月にコロナ感染か。魔女たちは、ついにやったんだな。などといった声が寄せられた。10月は魔女にとって重要なハーベストムーン 10月はじめに判明したトランプ大統領のコロナ陽性結果は、今月が魔女にとって最も重要なハーベストムーン(秋分に最も近い時期に迎える満月)であることと深く関係しているという説が伝えられている。 実は、トランプと魔女の関連性は今に始まったことではない。2017年にもトランプ政権を失敗に追いやるために、魔女コミュニティが魔術を施す者たちに呼びかけ、彼が辞任するまで呪いの儀式を続けるというニュースが各メディアで報じられた。そのため、今回のコロナ感染は「もしかしたら魔女の呪いによるものでは」という囁きが拡散しているのだ。 トランプ大統領を呪いで封じ込める儀式は、魔女コミュニティの間で長年にわたり実施されてきたものであると話すのは、魔女やその力についての本を出版し、The Witch Waveポッドキャスト司会者でもあるパメラ・グロスマンさんだ。魔女にとって、10月の満月は成長したエネルギーや力が大きく解放され、完全な可能性に達することができる重要な月です。特に10月はフルムーンが1日と30日の2回ありますから、魔女の威力が最大になる可能性があるわけです。 魔女コミュニティ―が存在し、その力を信じる人たちにとっては、トランプ大統領のコロナ陽性も、ある種の特殊な力によって引き起こされたと思ったようです。とはいえ、事実としては彼がコロナを軽視していたように、マスク着用や社会的距離などを厳守せずに甘く見ていた上での結果である可能性が高いでしょう。反トランプ政権で魔術を求める人が増加? グロスマンさんんによると、トランプ政権が発足して以来、アメリカでは魔術や占星術、その他スピリチュアル的活動が女性を中心に広がっているという。 ただこうした活動は、結局は女性が意思を主張する場となり、代替政権を求めて立ち上がる女性の数が増えたことを示唆しているとグロスマンさんは語る。 トランプ大統領には熱烈な支持者もいるが、その言動や行動がどうしても受け入れられない反トランプ派が多いのも事実だ。トランプ大統領にかける最も強力な呪文の1つがあればいいのですが。彼の言動がこの世界をはるかに苦痛な場所にしたと私は信じています。彼がそれを理解して、自分のしたことに代償を払う結果となり、それと共に生きていくことを願っています。女性の力は、魔法を実行することによってのみ起こるのではありません。女性たちが、そのエネルギーを次の総選挙への投票へ向けることも大切です。 アメリカだけでなく、世界中が注目することになるであろう大統領選挙は11月3日だ。果たして、その直前の30日の満月の日にも、何かしらの力が働くのかどうか…。トランプを嫌う人の思いは強烈でしょうね。トランプ支持者よりも思いが強いように思ってしまいます。11月3日以前か以後に不吉な何かが動くのでしょうか。タダでは済まない、そんな気が漂っていそうです。