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2008.07.02
カテゴリ：おっぱい
今回も「おっぱい」に関する話です。
乳腺炎には乳頭や乳輪などに傷ができた時にその傷口より細菌感染を 起こして炎症が起こる場合と、出産後、乳汁がきちんと排出できず 乳腺内に溜まり炎症を起こす場合があります。 急性乳腺炎 は、赤ちゃんの乳汁の吸引力が弱いために乳汁が排出できない場合 におこります。 特に初産婦さんが授乳をはじめて２－３週間後に発症することが多くみられます。 乳輪下膿瘍は、乳輪（乳頭のまわりの色素沈着している皮膚）の下にできるおできです。 陥没乳頭に合併することが多く、陥没した部分にあかがたまり細菌がついて感染 を併発したものです。 急性乳腺炎、乳輪下膿瘍の場合とも、乳腺が赤く腫れて痛みがでます。 乳輪下膿瘍の場合、切開排膿で症状は軽減しますが、慢性化することが多く、 慢性化した場合は根本的な病巣の切除が必要です。 また陥没乳頭の形成手術が必要な場合もあります。 細菌感染が伴わないものはうっ滞性乳腺炎と言います。 乳管が十分開いていないことが原因で化学性炎症をきたしたものです。 しかし、うっ滞した乳汁にブドウ球菌、レンサ球菌などの細菌感染をきたすと 化膿性乳腺炎になります。 乳房の腫脹、疼痛が出現し、圧痛を伴うしこりをつくり、発熱、発赤、 脇の下のリンパ節炎を併発し、膿瘍（おでき）を形成します。 このような状態になると抗生物質投与が必要になります。 おできが大きくなるとおできを切開し、膿を排出するドレナージが必要になります。 このような治療でも改善しない場合は炎症性乳がんなど 他疾患の除外診断をおこなう必要があります。 乳腺炎になっている人は、甘いもや油物も好きな傾向があります。 炎症が起こりやすい食生活をしています。 血液が汚れてくるのです。 まずは食事の改革が一番大事です。 乳腺炎と医療保険の関係について、乳腺炎は原則、完治後２年間、加入を お断りすることになります。 ただし急性のもの、通院のみで完治している場合は、加入条件が緩くなります。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2008.07.02 23:24:27
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