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2007年05月05日
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ぺナキッズがもっとも苦手とするスローインですが、
愛知FCとのリベンジ戦では夏合宿で学んだ
相手ディフェンスをかく乱する技術を使うため、
ヒデ監督は何度もスローインをやり直させます。
ワッキーコーチ「足止めんな、足!動け動け!」
ヒデ監督はレギュラーメンバー1人1人の
仕上がり具合を確認していました。
そして調整試合の前半も終わり、愛知FC戦の
スターティングメンバーがヒデ監督の中で
出来上がりつつあります。

ワッキーコーチ「あきと、あれよかったね。
お前がさがってけんご加わるやつ。
愛知FCとやった時に、あきとが下がってもらったら、
お前そのあきとが下がったとこ、空いてる子の
前のスペースばーっと走りこんでみ。
ロベルト・カルロスみたいな、わかった?」
ヒデ監督「レギュラーメンバーはもう、
この後ちょっとセットプレーの練習をするんで」
ワッキーコーチ「あともう、何回も監督言ってたけど、
コーナーはもう、こんなに引いていいのっていうぐらい
引いてていいから。引けば引くほど、マークがこう
つくでしょ。そしたらここ(ゴール前)が空くから。
もうそのタイミングにあわして一斉にどーんってこう
みんなで、行く感じ?そういうイメージを持っててみんな」

ヒデ監督「チャンスが来たぞ、見せてくれ」

間近に迫った愛知FCジュニア選抜とのリベンジ戦に
むけて最終調整を行ったぺナキッズの仕上がり具合は
上々です。
レギュラーメンバーは午後5時のキックオフに向けて
休憩をとり、後半はこれまで試合に出ることのなかった
4年生中心のメンバーを起用することになりました。
ヒデ監督はこの調整試合を通して、ぺナキッズに
あることを伝えたかったのです。
いつもはベンチを暖めていた4年生も、今回の調整試合では
思い切ってグラウンドを走りました。
ヒデ監督「同じポジションのやつにアドバイスしてあげな」
ベンチにいるキーパーのしょうやくんは、「ハーフラインまで
あがっていいよ」「あがっていい、オフサイドとれんわ」
と4年生メンバーに声をかけます。
ワッキーコーチ「実はすごい、しょうやがサブチームの
子に声を出してるからね。すごいテレ屋なんだけど、
実はチームのこと一番思ってる」
ヒデ監督「お前らが出てる時いつも応援してくれてんだぞ、
当たり前だ、チームメイトなんだから」
サッカーはピッチにいる11人だけでなく、ベンチの皆も
一緒に戦うものだということを、ヒデ監督は
調整試合を通してぺナキッズに伝えたかったのでした。

4年生のフォワードセナくんは、最初の頃大切な
サッカーボールを無断で監督とコーチに使われてしまい、
泣き出してしまう男の子でしたが、この半年間で少しづつ
成長しています。
そしてミッドフィルダーのひろくんは、
みんなでボールをとりあううち足をぶつけてしまいました。
ワッキーコーチ「ひろ痛かったな~、外に出ようとしてたね。
痛いから」
この日頭を丸刈りにして、気合を入れてきたひろくんは
コーチと監督の2人と初めて出会った時にものまねを
披露します。
ひろくんはこの半年間で、サッカーのおもしろさを
知りました。
調整試合後半10分でピッチに入ったフォワードの
たいちくんは、愛知FCジュニア選抜との最初の試合で
顔にボールを受け、鼻血を出しながら走り続けました。
この半年間で、たいちくんの根性はさらに増しています。

そしてみんな、この半年間でサッカーが上手になり
サッカーが大好きになっていきました。

ベンチの6年生も、ヒデ監督とワッキーコーチも
4年生メンバーにどんどん声をかけていきます。
ヒデ監督「仲間がいないよ、孤立しちゃってるもん」
しょうやくん「何歩いとるんだ、どうしてあがらんのだ!」
いい形ではあるのですが、なかなかゴールに結びつかず
調整試合は門弟山スポーツ少年団が2点入れて終了しました。
次の年、2年後にはチームの中心となる4年生は
調整試合の後半を走り続け、5、6年生のレギュラーメンバーは
後半ずっと応援し続けました。
このあとの愛知FC戦を前に、ぺナキッズの心は
ひとつになったのです。
門弟山スポーツ少年団の監督は、ぺナキッズ1人1人に
「がんばってねー」と声をかけました。
愛知FCとのリベンジ戦まであと6時間と、時間は
刻々と迫ってきています。

ヒデ監督「もしかしたら、PK戦まで行くかもしれないから、
最後、1人づつPKを蹴って、とりあえず1回休憩入れます。
OK?」
PK戦を予想して、ぺナキッズは1人1人ゴールに向かって
ボールを蹴りました。
ワッキーコーチも、ぺナキッズの緊張をほぐすため
つとめて明るくPKに参加しますが、ぺナキッズに
「大人げなーい」と言われてしまいます。
ワッキーコーチ「ああ、大人げないさ!」
こうしてPK練習も終わり、あとは愛知FC戦を
待つのみとなりました。

ヒデ監督「あとは、瑞穂に移動するだけです。
すべて、われわれがやることはやりました。
あとはもう、試合をね、楽しくそしていいものに
するためには、自分らだから。
君たちが、ひとつになって試合にのぞむことが
大切だからね。このメンバーで、この年にこうやって
円陣くむのは最後。それだけは忘れないで」
ワッキーコーチ「あそこにね、今日調整に
つきあってくれたお友達もいるんで、彼たちの分まで
瑞穂に行って、がんばりましょう」

「絶対勝つぞー!」
「おーっ!!」

ヒデ監督「よーし、瑞穂に向かうぞ!」
ワッキーコーチ「みんなありがとう!行ってきます!」
門弟山スポーツ少年団が見送る中、ぺナキッズと
ヒデ監督、ワッキーコーチは、決戦の地である
瑞穂陸上競技場に向かって行きました、、、。

次回は宿敵愛知FCとの決戦、ぺナキッズ28人が
全力疾走します!

「勝つ!」Byヒデ監督









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Last updated  2007年05月06日 02時18分28秒
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