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カテゴリ:15の頃~想い出を追いかけて~
僕が、そんな大胆なことができたのには、わけがありました。。 野球部の仲間が、その彼女の友だちと、付き合い始めていたのです。。 僕は、そいつに頼んで、さぐりを入れました。。 結果は、すぐにやって来ました。。 「おい、うまく行きそうだぞ。。やったな、お前。。」 「お前の彼女は、何と言ったのだ?」 「『告白してみたら、いいんじゃない。。 いい結果になると思うわよ。。』って、言ってた。。」 「ぅうむ・・・。。」 みなさん。。 初告白のときって、覚えてますか? ふつう、覚えてるものなんですかね・・?。。 僕は、鮮明に覚えてます。。 忘れられないほど、悲惨でした。。 「彼女はOKする。。」という情報に支えられ、あとは、台本の決まった告白をするだけ、という状況の中で、それでも僕は不安でした。。 自信がありませんでした。。 きっと勇気のない男だったんでしょうね。。 恋の勇気が・・。。 今もですけど・・。。 友だちに彼女を呼び出してもらい、しっかりお膳立てをしてもらった、告白のシーンで、僕は真っ赤な顔をしていました。。 言葉が、めちゃめちゃ、かみました。。 「・・・あ・・のさ・・。。 ・・・○○さんから、・・・その・・、き、聞いたと思うんだけど・・・。。」 彼女は、こっくりと、頷きました。。 彼女の顔も、赤く火照っていました。。 至近距離で見る彼女は、思った以上に綺麗でした。。 彼女は、僕の言葉を、待っているようでした。。 「・・・お、俺と・・、・・・付き合って・・、くれない?」 「はい。。 いいですよ。。」 彼女の顔に湧き上がった、輝くような笑顔に、僕は圧倒されました。。 きっと、僕の人生の中で、1,2位を争う恥ずかしい場面です。。 救いなのは、あの情けない姿を、彼女以外には誰にも見られていない、ということです。。 結局、彼女との交際は、半年あまりで終わりました。。 僕が、今、なぜこんなに、その頃のことを思い出したのかというと。。 じつは・・、見つけたんですよ。。 彼女の名前を、というか、彼女と同じ名前を。。 このブログの中で。。 (明日に続きます。。よ。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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