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悠久の唄 ~うたの聴けるブログ~

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2022年11月12日
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(※この記事は20133月に「ニコニコ」の「ブロマガ」で連載したものです。

「ブロマガ」が消滅してしまったので、こちらに残しておきます。)

 

 

4. 声域

 

声域とは、自分が歌うことのできる、音の高低の範囲(音域)です。 

通常は、ファルセット(うら声)を含まない、地声の範囲を言います。

 

昔から、なぜか、高い方(高音)の声域が広いことが、偉いとされて来ました。

プロは、高音が出せることにプライドを持ってますし、

実際、プロの歌のキーは、素人より高いことが多いです。

 

チューニングされたギターやピアノで音を出して、

一度、自分の声域を調べてみてください。

 

普通の男性は、オクターブ下の「ラ」(ギターの5弦)から、

オクターブ上の「ミ」(ギターの1弦)ぐらいまで出ます。

 

ちなみに僕は、オクターブ上の「ラ」まで出せます。

僕の音楽仲間は、オクターブ上の「ド」まで出せる奴がいます。

 

女性の場合は、よく知りません。 スマン。

  

声域が、あまり狭いと、歌えない歌、というのが出て来ますので、

声域は、ある程度広い方が望ましいです。

 

ただ、上に書いたような高音を出せるのが偉い、なんていうのは、

ヴォーカリストの迷信ですので、気にする必要はありません。

 

声域は、ある程度、持って生まれたものなので、

なかなか、すぐに広げることはできませんが、

歌の練習をしたことがない人なら、

練習すれば、一定のところまでは、すぐ広がります。

 

また、歌いこんで来ると、不思議なことに、

少しずつですが、高い音が出せるようになります。

 

素人がよく誤解していることに、

歌いすぎると、声がかれて出なくなる、というのがありますが、

​​全く逆で、ある程度までは、歌えば歌うほど、声はよく出るようになります​​

 

カラオケで、ちょっと歌って、声がかれたと思うのは、

歌い慣れてないだけで、実は、その後から、本当の歌声が出て来ます。

 

プロは、一度声がかれた後に、本当の声、本当の声域で歌える、

ということをよく知っています。

 

ファルセット(うら声)を使うときの、注意点を述べておきます。

 

​​ファルセットは、地声より、音量が下がります​​

ですから、ファルセットになったとき、その直前までの地声に比べて、

音量が下がりすぎないよう、意識する必要があります。

特に高い音というのは、盛り上がる場面であることが多いので、

音量が下がってしまってはシラケるときなど、注意しましょう。

 

​​ファルセットは、地声より、発音が不明瞭になります​​

ファルセットでは、はっきり言葉を歌うよう、心がけましょう。

 

どこから、声をうら返すか、については、

地声が出ないところから、うら声にする、というのが普通です。

 

地声が出るのに、わざとファルセットを使う場合は、

音量、音程が不安定になりやすいので、特に注意して、しっかり歌うことが大事です。

素人は、やらない方がいいでしょう。

 

地声の音質が高い女性の場合などで、音量、発音を変えずに、ファルセットを使うと、

どこから、うら声なのか、わからないように歌える人がいます。

まさに天使の歌声ですよね。

 

一般に素人は、ファルセットの練習なんてことを、したことがありません。

ファルセットは、磨けば、すごい武器になりますし、

自分の歌の世界を広げることができます。

何より、歌う楽しさが広がります。

 

ですので、しっかり、ファルセットの練習を、しませう。

 

 

5. 発声法

 

僕は、声楽家でもなんでもないので、みなさんに、知ったかぶりに、

発声法を講義するつもりはありません。

 

が、素人がカラオケなどで歌っているのを聴いて、

どうしても気になる点を、述べておきます。

 

みなさんに多いのは、好きなプロ歌手の発声を真似て歌う、ということです。

気持ちは、わかりますが、これは、お薦めできません。

クセが抜けなくなる前に、やめた方がいいです。

 

まずは、自然に、自分の歌い方で、しっかり歌えるようになることが大事です。

 

自分の歌を録音して、聴いて、また歌って、というのを繰り返しているうちに、

自分の発声法、個性、というのは、できあがって行くものです。

  

ビブラートについて、ですが。

どうも、勘違いしている人が多いようですが、

ビブラートは、高度なテクニックでもなんでもありません。

誰でも、できることです。

 

ビブラートをかけると、音程に少し幅が生まれるため、

歌に味わいを持たせると同時に、

音程を取りやすい、という利点があります。

自前のエコーのようなものです。

 

逆に言うと、ビブラートをかけずに歌うと、音程は取りにくい、ということです。

 

1. 音程、のところで述べた、フレーズの終わりの長い音。

フレーズの最後の、伸ばすところを、ビブラートで歌うと、

音程をあまり気にせず、楽に歌えます。

 

ビブラートなしで、フレーズの終わりを歌ってみてください。

音程が、危うくなります。

 

というわけで、素人は、ビブラートは使わない方が、いいと思います。

ビブラートを多用していては、歌は上手くなりません。

 

国内のアーティストで、ボーカルをコピーするのが、

最も難しいのは、誰か、知っていますか?

 

オフコースの小田和正です。

彼のボーカルは、ビブラートなんて、もちろん使いませんし、

フレーズの終わりにおいても、ボーカルが減衰しません。

全く譜面通りに、丁寧に歌います。

さらに、声域が異常に高いと、きています。

 

カラオケで、オフコースの歌を上手く歌うことは、至難のわざです。

 

歌声は、話し声とは違います。

歌声は、基本、口の中の上側の壁(口蓋)で、

音を反響させてから、外へ出します。

 

あと、素人が練習しなければいけないのは、

何と言っても、発音です。

いわゆる、滑舌です。

 

まあ、舌の長さもあるでしょうが、聴き手に、言葉が鮮明に伝わるよう、

しっかり発音を、練習しましょう。

 

巻き舌は、個人差があるでしょうが、

くちびるの振動は、誰でも、できるはずです。

「プルルルルルルルル。」と、くちびるを、よく振動させてください。

これは、歌のウォーミング・アップにも、なります。

 

 

さてさて、次は、6. リズム感、ですな。

それでは、また、明日。

 






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Last updated  2022年11月12日 21時04分38秒
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