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カテゴリ:子供の教育
さあ、それでは本編の開始です。。 まず、難解である理由を知っていただきます。。 小学算数の入試問題は、中学数学1年より、難しいと言われます。。 超難問については、小学生が初見で解くのは無理だと噂されてます。。 なぜ、そんなに難解なのか? 算数の難問(主に文章題)の解き方は、 すぐには、答が見つかりそうにないので、 あるものに置き換え、そのものの力を借りて、 するすると解く、のです。。 少し詳しく言うと、 問題(設定)をよく見て、 あるものに置き換えて考え、 その「置き換えたもの」の法則を使って、 答にたどりつくのです。。 しかし、置き換えて考える、という認識が薄く、 「置き換えたもの」の法則をよく知らない、ために 難しいと感じるのです。。 利用する「置き換えたもの」のことをよく知らないのに 解き方が理解できるわけはありません。。 このことに気がつくと、難解さは、半分になります。。 あとの半分は、個別ケースの練習が必要です。。 単に「図を描く」というのも、置き換えることなのです。。 「グラフ」は、置き換えの代表的なものです。。 「方程式」も、置き換えるものの一つです。。 「連立方程式を使った方が簡単だ。。」と言うのは、 「方程式」というものに、われわれが慣れ親しみ、 法則をよく知っているからにすぎません。。 置き換えたものをよく知っているとき、 われわれは解き方が簡単だと感じます。。 「○○算」というのは、それぞれ置き換える方法です。。 「面積図」を例にとってみます。。 「面積図」という解法は、「端をそろえた2つの長方形」に 置き換えて(投影)考える、ということです。。 問題にある数量を、長方形の「たて」と「横」と「面積」の 3つ(3元)にあてはめることができます。。 そして、長方形の性質、法則を使って答を求めます。。 補助線が自由にひけるほど、長方形についてよく理解していないと 難しいと感じるでしょう。。 (明日に続く・・。。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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