日本酒＆ぐい呑み ブログ

　宗玄酒造について
　この蔵元のお酒で飲んだことあるもの
　　○宗玄　生原酒　無ろ過(もう一度飲みたい）
　　○宗玄　純米　山田錦　無濾過生原酒(もう一度飲みたい）
　　○宗玄　純米ひやおろし原酒　八反錦55　(もう一度飲みたい）



宗玄　純米ひやおろし原酒　八反錦55
八反錦100％　、精米歩合：55％
日本酒度：1.2、酸度：1.6
グラフで見ると濃醇辛口です。

最初は冷で呑みました。飲む前は２、３日常温で保管していました。
（私が言う冷は常温のことです。ほかのお酒のとこで書いているのも同じです。）

アルコールでカーッとはきますが、それを打ち消すようなトローっと感があります。
このトローっと感はいいです。今まであまり感じたことがないものです。

ひやおろしの原酒だからでしょうか。

一般的にひやおろしは、旨味が増してまろやかと言われていますが、
このトローっと感がそうなのでしょうか。

とにかくこの感じは、いいですね。

次に、燗を付けてみました。燗の付け方は、9/11に書いたとおりにしました。時間経過は計っていませんが、最高は55、56度ぐらいまで上がりました。
これはやはり、10/31に書いた大七のときと同じですね。

恒例のあの風味（詳しくはこちら）についてですが、やはり、ありました。と言うのも、冷で飲んだときに味が濃厚なものは、大体あの風味がするようです。私もなんとなくわかってきました。

ただ、トローっと感はなくなって、その点についてはサラーとした感じになりました。ただ、あの風味はかなり感じます。
トローっと感は温度が上がるにつれて感じなくなるようで、４２度ではまだある程度感じてました（冷のときよりは感じません）が、５５度ぐらいではあまり感じませんでした。

次に、燗を付けてそれがぬるくなったもの（いわゆる燗冷まし）を飲んでみましたが、甘味が増したようで、結構おいしかったです。
一般的には燗冷ましは、おいしくない、すべきではないと言われています。
ただ、以前読んだ本に、しっかり（きちんと）と造られたお酒は燗冷ましがおいしいとあったのでやってみました。すると、おいしかったので、このお酒はしっかり（きちんと）造ってあるんだろうなーと思いました。
以前書いた大七とは若干違う種類のおいしさ（うまく説明できません）です。宗玄は、甘味が増したと言う感じです。なお、冷えたからといって、トローっと感が復活したということはないみたいです。

このあと、もう一回、冷を呑みました（燗冷ましではないです）。すると、なんともいえないトローっと感（旨くいえませんが、甘味とアルコールのカーッとする感じと、アルコールの風味（注射のときの消毒のにおいみたいなもの。あれほどきつくはないですが）が混ざったような感じ）を感じます。

燗にしたときは、私が言うところのあの風味が強く、甘さをあまり感じない。だから、トローっと感を感じないのかな。温度が上がるほど、あの風味が鼻を刺激する（ツーンとする）。
燗冷ましは、甘さが目立ってくる。ただ、あの風味っぽさも残っているような気がします。アルコールのカーッとする感じを感じないような気がします。


２日目
　冷で呑みました。少しカーッと感がなくなったような気がします。

３日目
　燗を付けました。１日目に飲んだとき、温度が高いほどトローっと感がなくなってきたので、低い温度になるようにしようと思いました。
　いつもは9/11に書いたように、熱湯を使いますが、今回は、うちの電気ポットは８５度に設定できるので、それを400cc入れ（水50ccは入れませんでした）、燗をつけてみました。酒は100cc。
　すると、最高温度が、50度ぐらいになりました。
　45度ぐらいのときに飲んでみると、あの風味に加え、まだほんのりと甘さを感じました。なかなかおいしかったです。
　が、もう少し低くてもよさそうな気がしたので、次回は40度ぐらいで飲んでみたいです。

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