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カテゴリ:経営
これまでの世界で石油は、文明を創る上で必要不可欠な存在でした。
日本が敗戦した第二次世界大戦は石油の争奪戦という背景があり、石油を持っているかどうかが勝敗を分けるポイントになりました。 それくらいの価値を石油は持っていましたし、今でも大きな価値を持っています。 それほどの価値を持った石油の代わりになる現代の石油と呼ばれるものは何だと思いますか? 要はこれからの時代に最も大切な資源だと思われているものですが、それはズバリ『データ』です。 石油も原油のままでは価値が高いということではなく、そこからナフサや軽油やガソリンなどに精製された後に大きな価値を生み出します。 データもそうで、たとえばビックデータと呼ばれるものがありますが、それだけで大きな価値を発揮する訳ではありません。 そのデータを分析して、特徴あるデータを抜き出したり、加工したりしてはじめて、大きな価値が生まれてきます。 そのような精製や分析・加工の工程が石油とデータはよく似ています。 現代の石油と言われるデータをいかに生かすか?が問われているのです。 私が考えるデータの生かし方はとてもシンプルです。 需要と供給のバランスを見る、あるいはお困り事解決をポイントに見るということです。 今、そしてこれから何が求めれているのか?そのニーズは満たされているのか?を徹底的に分析します。 もう一つは身近なお困り事の解決の視点を常に持つということです。 もう一つ思い浮かぶことはデータを活用アイデアの関係は鬼に金棒だということです。 鬼とは、データを生かす人間を指し、金棒がデータを指します。 いくら金棒が大きくても、それを生かし切る鬼が大きくなければ金棒の威力は発揮されません。 また金棒を正しく使うことがとても重要になります。 正しく使うことが出来る人間力が大きなポイントになるということです。 データを生かし切るための分析力、つまりインサイトの深さと正しく使い切る人間力の向上をより意識していきたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年05月19日 00時00分05秒
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