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カテゴリ:社会
前作『風立ちぬ』から10年という年月を経て、再び宮崎駿監督の新作アニメーション映画「君たちはどう生きるか」が公開され、事前の宣伝を一切しないという異例の広告戦略にも関わらず、公開1週間で興行収入36億というスマッシュヒットとなっています。
引退かと言われた宮崎駿監督作品であるという注目が、このヒットにつながっている第一の要因だと思いますが、ジブリ作品への期待の大きさを感じます。 当社でも映画館の販促に関わらせていただいたこともあって、昨日映画鑑賞に行って来ました。 ネタバレになるので、内容には触れませんが、私の鑑賞直後の感想は、「どんな映画だったか、一言で表現出来ない映画」というものでした。 単純にこんな話、ということはもちろん出来ますが、色んなメッセージが深掘りされているとのかと考えると、感想にある「一言で表現出来ない映画」ということになります。 この感想になる理由は、私が論理的思考で考えるクセがある左脳思考の人間であるために、様々なことを深読みし過ぎて、訳が分からなくなってしまっているのかも知れません。 これまでのジブリ作品の傾向と照らし合わせたり、宮崎駿監督の表現したい世界観を考え始めたりすると迷宮入りしてしまいます。 そこで感じたのが、論理的思考の左脳ではなく、直感的思考の右脳で感じるべき映画なのかなということです。 この映画を深読みすることなく、イメージでとらえると、とても懐かしかったり、人として大切なことが何かを感じたり、喜怒哀楽の表現もシンプルにとらえることが出来ます。 そういう意味では、左脳人間である私には少し難解かつ、深い意味を感じられにくい映画であったと思います。 逆に、私の中で希少ではあるのですが、最近意識的に観るようにしている右脳を使えば、とてもシンプルかつ分かりやすい内容になると感じています。 つまり、この映画のオススメの鑑賞方法は、右脳で直感的に観るということになるかと思います。 右脳的に観ると、アニメーションの美しさであったり、個々のキャラクターが自分に正直に生きていることが分かったりしました。 最終的に宮崎駿監督が伝えたかったことが何だったのか?は分かりませんが、それでいいのかな?と考えています。 これを機に、これからも人々を夢中にする素晴らしい作品をどんどん世に解き放って欲しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年07月24日 21時17分58秒
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