カテゴリ:スペシャル・2時間ドラマ
大手不動産会社「GOKO ESTATE」の前社長・郷古勝一郎(津嘉山正種)が病死した。 通夜の晩、郷古勝一郎の豪邸に男が侵入し、書斎から高級腕時計を盗み出す。 現行犯で取り押さえられた男は、亡くなった前社長の隠し子・芳賀渉(渡辺大)だった。 認知を拒絶された恨みによる犯行だと思われたが、公判に入ると芳賀は無実を主張。 状況証拠や証言は有罪を示している。 検事・佐方貞人(上川隆也)は真実を求め、補充捜査を開始する。 検察官が無罪の論告をすることは異例であり、それは「問題判決」となる。 起訴を担当したのは佐方の同期・庄司真生(松下由樹)だった。 真生は東京地検特捜部への栄転が内定していたが、このままでは栄転も消えかねない。
「どんな事件も真っ当に捜査し、どんな罪も真っ当に裁かせる」が佐方の信念。 佐方は、ひたすら真実を明らかにしようと奔走する。 そして芳賀渉は窃盗に関して無罪となる。 だが、勝一郎の四十九日の法要を終え、遺言書を開示した郷古家で一族を揺るがす衝撃の事態が発覚する。 それにより佐方は辞職の危機に……。 遺産相続の権利があるのに、わざわざ盗みを働いて相続の権利をなくすだろうか? 父親も知らなかった子供、認知していなくてもDNAで相続権利あるのかな? 真実を自分で調査する佐方。上川隆也さんのドラマだとどうしても見てしまいます。 時計は父親からもらったもので窃盗では無罪になりましたが、それならば 1時間も何をしていたのか?それが気になる佐方。 遺言書・・弁護士も内容は知らないものなのね。遺言書で渉を認知している・・ 遺族も愕然。弁護士は彼が確認した遺言書は違っていたという、最後まで 認知はしないと父親は言っていたという。ではこの遺言書は何? 渉がいた1時間の目的はあらかじめ父親にかかせた遺言書を本物とすり替えること。 しかし、一事不再理でもう窃盗では渉をさばけない。佐方は責められる。辞表を出す。 渉は時計を盗むふりをしてわざとつかまり、一事不再理を図ったのです。 そんなことまでしたのはなぜか?それを調べる佐方。 真実が明らかになります。富豪の息子なのに長男の心のなんて貧しいことよ。 渉は父親はいなくとも、母親の愛情をいっぱいもらって育てられた。 渉のほうが心根は綺麗でしたね。素敵なお母さん。死んだ父親が「わすれられるわけがない」 その言葉が素敵でしたね。 佐方が渉にしたアドバイス。 渉は遺言書も時計も長男からの手切れ金もすべて返し、相続も放棄しました。 親子そろって綺麗な子心持ち主。彼にとっては命をいただいた…と思ったのか。 次男は長男とは少し違う。追いかけて時計だけは渡すのです。 就職も世話するみたい。良かったわ。 そして、佐方の辞表は取り消されました。良かったわ。 ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月27日 12時13分29秒
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