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このところ、少し体調が良くない。 風邪は治ったと思うのだが、今日も朝から胃の調子がおかしい。 もたれるようなお腹が空きすぎてるような、変な感覚である。 ストレスで胃が痛くなるということはあんまりない方なのだけど、そんなに急激にストレスを感じるようなことはあっただろうか、と考えたりして。 ところで、先日楽天で注文していた本が届いた。 『超意識 あなたの願いを叶える力』という本である。 新聞の広告欄に、 「マーフィー理論は肝心かなめが抜けている!超意識を理解せずには、願望は実現できない!超意識の手助けを得る方法が今明らかにされる!ベストセラー『死後体験』の著者が解き明かす成功のための3つの方法。」 という本の帯の内容が書いてあったので、迷わず買ってしまった。 著者の坂本政道氏は「モンロー研究所オフィシャルスポークスマン」という肩書きが付いているように、『死後体験』をはじめ、数冊の体外離脱体験に関する本を書いている人だ。 ついでに目次も書いておく。 【目次】 第1章 思うだけで願いは叶うのか(潜在意識を使えば願望は実現するのか/努力なしでも願望は実現するのか ほか)/第2章 願望実現の新しい方法(願望実現にはこれが必要だ/私たちを超える超意識 ほか)/第3章 超意識の活用による願望実現(超意識の活用―無欲、無心になる/願望実現の具体策 ほか)/第4章 宇宙との一体化による願望実現(弓道の達人に見る願望実現の極意/モンロー研究所の説く願望実現法 ほか)/第5章 自力での願望実現(自分で創造的なエネルギーを使う/病を治す) 思えば、私がまだ子供の頃、『眠りながら成功する』という本を母が読んでいた。 そして私に、「強く心で念じ続けたら、必ず願望は叶うねんで。」とのたもうたのだ。 ませていた私も、その本を少し読んだような記憶がある。 子供心に「そうなのか!!」と思った私が念じ続けたことは、なんと「魔女になりたい!」だった。(^○^;(冷汗) 寒い日でも一瞬にしてテレポーテーションで暖かい家の中から目的地にまで行ってしまえたり、嫌なことも魔法一つでやってのけてしまえたりする魔女になりたかったのだ。 鼻っから叶うはずのない願望なのだけど、何年も私は念じ続けていた。 さすがに中学生になる頃にはほぼ諦めかけていたと思うけど、ちょっと調子っぱずれの夢子さんだった私には、いつかそれが現実になるような気がしていた。 なんてファンタジックなアホだろう。(~_~;) 大人になってからアロマテラピーやレイキをやったり、ハーブやパワーストーンが好きだったりするわけだから、願いは多少叶ってると言えなくもないが。(苦笑) この『眠りながら成功する』という本、まだあるのかなと検索してみたら、なんと著者はジョゼフ・マーフィーその人だったじゃないの!? うひゃ~、知らないうちにマーフィー理論の洗礼を受けてたのね~。(^^;アラアラアラヨ、ット 何はともあれ、ニューソートの流れを受けて、いわゆる成功哲学の大本とも言えるマーフィー理論は今でも世間に溢れている。 ビジネス関係でもまだまだマーフィー理論のファンは多いだろう。 精神世界関係でも、同じような理屈は少なからずあると思う。 しかしながら、こういう理論で成功したという人に現実にお目にかかったことって、残念ながら私はないんだよねぇ。 成功してないからこういう成功哲学なんかに惹かれるのであって、成功するような人には成功哲学なんか必要ないんだろうけども、ね。 そんなこと考えてる間に、頭ひねって商売のネタ考えるとか、汗水垂らして営業して回るとか、そういう努力をしてるんだろうなと思う。 『超意識~』の著者である坂本氏は、なぜこれほどまでにマーフィー理論の信奉者が多いのかというと、その裏にあるのは「人々の欲」だと書いている。 努力しなくても簡単に成功する「魔法の杖」を求める人々が多いからだ、と。 実に耳の痛い話だ。 私の中にもそういうスケベ心はやっぱりあるからね。 だけど、著者はマーフィー理論を完全に否定しているわけではない。 中にはそれが有効に働く場合もある、と言っている。 ただ、マーフィー理論の欠陥は、「どんな願望を叶えるにも努力はまったく必要ないと言っていること」「因果律(善因善果、悪因悪果)を無視して、潜在意識で強く願えば叶うと言っていること」「物欲だけを重視しすぎていること」などを挙げていて、私には納得できることばかりだ。 まだ3分の1も読んでいないが、実におもしろい。 長年モヤモヤしていた雲がやっと晴れつつある感じである。 これまで少しでも成功哲学をかじったことのある人には、特にお薦めしたい良書である。 ******************************************************* SoulNavi倶楽部本館はこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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