ＹＵＳＣＯ通信

　先日、京都に行ってくるって宣言しました。その時行ってきたところの一つが梅小路蒸気機関車館です。


　ＪＲ京都駅から西に向うと、まず梅小路公園があります。公園と言ってもただの空き地って感じです。サッカーとかしてました。ここは昔ＪＲ貨物の梅小路駅だった跡地です。


　梅小路公園の中を通って、ＪＲ山陰線、いやちょっとカッコ良くＪＲ嵯峨野線の下をくぐると、資料展示館が見えます。このカッコイイ建物は旧二条駅舎を移築したものです。


　そして転車台と扇形車庫です。車庫には多くの蒸気機関車が展示されています。


　蒸気機関車の煙です。青空に黒い煙、良いですねぇ。蒸気機関車の煙には黒いのと白いのがあるの知ってましたか？黒いのは石炭をドンドン燃やしている時の煙、白いのは水蒸気を逃がしている時のもので、本当は煙とは言えないものなのですよ。


　梅小路蒸気機関車館で動態保存している蒸気機関車は「SLスチーム号」として運転しています。つまり何台かあるわけで、今回はＤ５１でした。こうやってコンディションを保っているんですね。そして展示運転線の往復約1kmに乗ることができます。料金は小人１００円、大人２００円です。でも私は写真を撮りたかったから乗りませんでした。


　前の写真とは煙の向きが違います。実は前の写真は後退している時のものです。つまり１本の線路をずっと後退して、前進して戻ってくるのです。これは戻ってくる時の前進時の写真です。


　もしも梅小路蒸気機関車館に行ったなら、最終運転１５：３０の後を是非見てください。さぁ、これから転車台に乗りますよ。


　回ってます。


　後退して別の線路に入ります。さて、何をするのでしょう？


　今日の運転で燃やした石炭の燃え殻を下ろしています。


　ホカホカの燃え殻です。


　タンクに水を入れています。


　石炭を積んでいます。石炭を燃やした熱で水を水蒸気にして、その圧力で動くってことが実感できます。


　もう一度転車台に乗ります。


　回ります。


　どんどん回ります。


　後退中です。


　車庫に入りました。先ほど燃えた石炭を下ろしてしまったので、ここまでは残っている水蒸気圧で動いているそうです。


　水を満たした水槽に籠を入れておいて、その上に燃え殻を落としていたのでした。こうすれば簡単に片付けられるわけだ。ふーん。

　どうです。見てみたくなったでしょう？テツなら見ておくべきです。いやテツじゃなくても、京都に行ったら見ておくべきです。