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テーマ:ママの気持ち(578)
カテゴリ:お空の夢人
我が家には生後4日目で亡くなった長男の数少ない写真が
飾ってあります。 そして、子供部屋にも一緒に遊べるようにと、 保育器の中のたくさんの機械につながれた夢人の写真があります。 弟のアユムは4歳。 お兄ちゃんと一緒に遊んだ事もないし、 生まれたときにはお兄ちゃんは居ませんでした。 この間、 お友達と子供部屋で遊んでいる時に、 こんな会話が聞こえてきました。 「ゆうとくんっていうねん」 「赤ちゃんで死んで、天国にいるねん」 「今、6歳でほんまやったら、小学生やねん」 きっと、お友達が写真を見て、 質問したんだと思います。 キッチン前にも写真立てがあるのですが、 パン教室なんかに来られたお友達は 私から話さない限り、 夢人の事は聞いてこられません。 気を使われているんでしょう。 でも、子供ってほんと、素直に質問して、 歩夢も困った様子もなく、 当たり前のように、お兄ちゃんの事を話しています。 そんな様子を見て、うれしいです。 夢人の事、 少し前までは、夢人の事を話さない事は 夢人の存在を隠しているようで あえて、人に話していました。 でも、子供を亡くした話しを聞かされた人は 少し困られた様子です。 そして、悪い事を聞いてごめん...と。 全然悪いことなんてないのに...です。 歩夢がお兄ちゃんのことを これからも、特別な存在として話すのではなく、 普通の兄弟として、 いつまでも、誰にでも話してくれたら...と思います。 「夢人が歩夢の心の中で兄として生き続けてくれている」 そう思うと、母として幸せです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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