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自然は偉大なチャーチスト

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2013.02.22
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月刊Voice3月号にコメントがのっていた。

 

日本株は、昨年秋に、安倍氏が「紙幣をさらに印刷する」と明言したので、日経インデックスを買い増した。紙幣を印刷すれば、株価は間違いなく上昇する。だが世界中の国が紙幣を増発する現状は、人類が初めて経験する事態であり、先行きを懸念している。

円安は、物価が上がるので、日本全体にとって良いことではない。輸出業者は一時的にプラスとなるが、最終的にはいずれの企業も事業コストが上昇してしまう。一般の日本人にとって、望ましい為替水準は1ドル50円ではないか。

アベノミクスは絶対に賛成できない。時期はともかく、紙幣の増発で深刻なインフレになることは間違いない。私が一国のトップなら、インフレと金利上昇と通貨混乱をもたらす政策を実行することは絶対にない。

日本と中国の対立は日本経済にとって、アベノミクス以上に深刻な問題である。もし中国が日本製品の購入を止めてしまえば、経済の回復は遅くなる。安倍首相が、もし本当に日本経済を復活させようと考えるなら、対立は避けるべきだ。

 

米国は史上空前の借金国であり、大債務国である。その様相は、かなり限界に近づいている。米国は軍事的にも経済的にも大きくなりすぎ、さらに地政学的にも拡大しすぎた。あとはもう衰退するしかない。経済が立ち直りつつあると見えるかもしれないが、おそらく現在の金融政策が原因となって、2013-14年に再び失速するだろう。

 

シェールガスについては、報道では良いことしか述べられていない。

実際には、リグ掘削はこの2~3年で75%減少しているし、シェールガス田用に注文されたポンプの数も5割減少している。掘削した井戸は寿命が非常に短く、最初の30日はたくさん産出するが、その後、急速に減少してしまうのだ。

シェールオイルについても同じで、当初に比べ、すでに4割ほど掘削は減少した。短期・中期的には良い話のように見えるが、長期的にみて米国がエネルギーを自給できるとは考えられない。少なくとも、ここ10年では起こり得ない。

 

これからの10年は、インフレになり、金利が上がり、通貨の混乱が生じるだろう。

世界中が紙幣を刷って、紙幣の価値が下がれば下がるほど、実物資産の価値が高まる。

世界最大の債務国である米国は、いまより更に悪くなっており、リーマンショックのような惨事は今後、何度も起きるだろう。

 

投資とは将来を予測することである。

片手間でやることではなく、国の状況や安定度、市民生活の現状など全てを把握する必要がある。投資の専門家の意見に頼るのではなく、自分自身の手で細かく真剣に調査しなければならない。

 

 

Zerohedgeは、国の著名金融サイト。直接的な表現が多いので参考にしている。

 

2012年12月末現在、FEDがSOMA(公開市場操作)勘定で買い付けた国債は3千億ドルで、加重平均すると21年満期である。2009年以降、 FEDは30年国債発行額の41%を購入し、今年2月は30年国債の新規発行の75%を購入する予定。

 

外国人投資家の国債購入金額は、2009年6月時点では1800億ドルあったが、2012年6月は800億ドルと半分以下に減少している。満期別では、7年超の長期国債が減少して、2~5年の中期国債の割合が増えている。

これでは、外国人が買わない以上、FEDが買うしかありません。






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Last updated  2013.02.22 09:42:14
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