男性は、正直言って、この映画から、シンパシーを感じることは困難だと思います。 うーん、原作に忠実、それ故、全編、演出が淡々としています。
それは、「原作に忠実に映画制作をする」事の表れだと思いますが、原作を知らない、一男性が、この作品を「映画」=ひとつのエンターティメントとして捉えるなら、ちょっと厳しい評価になってしまうかもです。
女性側の視点だったら、共感できる箇所もあると思います。 だから、メンタルを乙女にして、この映画のストーリーについて行こうと思いましたが、それは、やっぱり無理矢理で、あくまでも、この作品のターゲットは若い女性観客かと思われ。
逆に、聞きたいですね、原作を読んで涙して、この映画に共感した女性陣の感想を何となく、知りたいです。
ぶっちゃけ、ひとつの映画としては、退屈と思うのは、原作で泣いた、そんな人達とは、全く正反対のパーソナリティ、と言うより、性別の差異故かなぁ、、、
この映画、女性にはお勧めできます、しかし、一般的な男性には全くお勧め出来ません。 非常に退屈な、静止画像を見ている様なカメラワーク、抑揚のないストーリーテリング、あ、あくまでも男性側の視点ですよ。この感想。 映画の出来云々としては、何とも言い難い、そんな出来でした。
追記:エンドクレジットの曲、作詞作曲が新居昭乃だったのが、個人的に「おおおおー!」でした。