長い副題の邦題ですか、ゴールデングローブ賞、作品賞を受賞した、コメディ映画としては異例?な高評価&ヒットを飛ばした作品です。
個人的には、アメリカのコメディ映画、と言うか、コメディ映画全般があまり好みの範疇には入っていないのですけど、それを差し引いても、今回の作品は「楽しめた」作品でした。
4人で、仲間の一人が結婚する事になって、独身最後のはっちゃけを、ベガスで実行しようとして、しかし、一泊目で、夜中の記憶を失い、朝目が覚めたら、結婚予定の男性一人がいなくなって、その彼を捜しに、奔走する、って、設定自体は、ありきたりですけど、演出の一つ一つが上手であり、スピーディで、上映時間100分間、飽きずに鑑賞出来ました。
ハングオーバーとは、「二日酔い」って意味らしく、正に、その通りの事を、エンドクレジットで明かされますが、やっちゃっているのでした。
で、マイク・タイソン宅から虎を盗んだり、中国系の金持ちに酷い事をして、しかし、本人達は全然覚えていないので「何でこんな目に遭うの?」と表向きのストーリー展開では、彼らは、「被害者」的な扱いですけど、まぁ、その辺は、ネタバレになるので、敢えて書きませんが、それを含めて、良く出来た、ストーリーテリングで、鑑賞者の没入感は高いですね。 同情的な意味で。
因みに、終映後、場所を移して、フリードリンク(勿論アルコール系)のイベントがあり、ゲストに、山本譲司が出てきて、色々、お酒にまつわる楽しいトークをしてくれました。