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2007年03月15日
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カテゴリ:日記…かな
今更ながら鑑賞。古本屋で安く売っていたのと、娘が観たがったことがきっかけ。(保育園のお友達がこれがお気に入りらしく、話題になっていたようで)



ナルニア国物語のシリーズは、随分昔、とはいってもナルニア適齢期よりはちょっと上の高校生か大学生の頃に、何度も読んだものだった。その頃たまたま泊まりがけで家に遊びにきていた適齢期の従兄弟たちに、その母親である叔母が読み聞かせしていたのを聞いて、はまってしまったのだ。7巻からなる話はどれも面白く、話しも壮大、かついろんな魅力的で奇想天外なキャラクターが出てくるので、わくわくしながら夜遅くまで寝ずに読み返したことを覚えている。

でも、あるいは日本人には気づかない人もいるかもしれないけれど、よくよく読んでみるとこの話は実はキリスト教的思想、教化の意図に満ちている。全部が全部でもないのだが、読み進むうち聖書の登場人物やその教訓などがだんだん透けて見えだし、その宗教的意図に一度気づいてしまうと、すでに少し大人の領域に入っているわたしにとってみると、それが次第に鼻につきだした。面白い話であることは変わりないのだけど。

それはそうとして感想は… まあいいんじゃない?っていう感じでした。例えば、『指輪物語』をよくここまで映像化したな、というほどの感慨はなかった。やはり原作のイメージが強いせいなのか。本来は子供たちがナルニアの空気の中で、次第に王や女王らしくなっていくのだけど、今ひとつそういう感じが足りなかったり(こういうのはアニメーションだったりするとやりやすいのかも)、白い魔女が迫力不足に感じたり、アスランがいかにもちょっと大きいだけの普通のライオンぽかったり… まあしょうがないのかな。それなりには楽しめました。ルーシィがかわいかった。

それはそうとして、この物語の中で出てくる、魔女が魔法で出してエドマンドに食べさせてくれる「ターキッシュディライト」というお菓子。一体どんなお菓子なんだろうと思った人も多いと思うけど、みつけましたよ!!

ターキッシュ、というのでも想像される通り、もともとトルコのお菓子らしい。






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最終更新日  2007年03月20日 17時39分43秒
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