|
カテゴリ:日々の生活
久しぶりの雨。
気がついたら長座布団(知ってます? 普通の座布団の倍の長さのある座布団です)が物干しに干されたまま、 雨水を吸収して重そうです。 今さら取り込んでも仕方ないので、 次の晴れた日に乾くまで放っておくことにします。 今日は久々に「康夫ちゃん追っかけの日」。 今月の県議会議員選挙のS氏の応援で○田に来る、 という話を聞きつけて、追っかけ隊長と一緒に行ってきます。 私の選挙区ではないのですけれどね、 一応「長野県の問題だから」ということで(*^_^*)。 さて、勉強の春に私がまたひとつ、 欲張って手を出そうとしているものがあります。 それはスペイン語。 以前にも勉強したことはあるのですが、 それこそ机の上だけで全く使わないまま、 月日と共に忘却の彼方へ・・・ いまだに読むことだけはできるのですが、 日常的に使うには、もう全く全然無理。 でも今回、どうしてもスペイン語をやりたくなってしまった。 それはコスタリカのことをもっと知りたくなったから。 もちろんスペイン語ができなくても、 情報を得ることは難しくないでしょう。 でも、いつか実際にコスタリカに行ってみたいのです。 その時にはやはり英語だけでなく、スペイン語で話したい。 という遠大な目標を持って、今年度からスペイン語を始めるぞ! で、何故コスタリカ? ご存じの方も多いとは思いますが、 コスタリカは軍隊を持たずに中立平和主義を貫いている国だからです。 私もまだまだ調べ始めたばかりなので詳しいことは書けませんが、 この国のあり方に、もしかしたらこれからの世界平和のあり方、 そして、日本の平和主義のあり方のヒントが あるのではないかと思っているからなのです。 私がこの国に興味を持ったのは、 子供たちの将来就きたい職業が「エコ・ツアー・ガイド」という 何かの特集番組を見たときから。 自然に憧れる私としては、ただ単純にいいなぁ、という感想でした。 でも、今回のこのような世界状況を見たときに、 これからの平和のあり方を真剣に考えようとしたときに、 この国の「積極的非武装中立宣言」という姿勢が希望なのでは、 と、そんな風に思ったわけです。 意識していない時というのは、まるでザル状態ですね。 貴重な資料が与えられていながら、 それらはただどんどん流しっぱなしになってしまって、 網の目にも引っかってこない。 実は、私が入っていている生活クラブ生協発行の「生活と自治」という 広報誌にコスタリカの特集記事があったんです。2002年の6月号。 今回、紙ゴミの整理、と思っていじりだしたところ、 この広報誌のタイトルが目に付いたというわけです。 当時は折しも、日本政府が「有事三法案」を国会に提出した頃。 軍備に依ることで平和を守ろうとする流れに対して、 「非武装中立」のコスタリカの例が日本のモデルとなれる可能性はないか と問いかける特集でした。 この記事の中で、私の心に残ったのは 自ら武装蜂起して国民解放戦争を勝利に導き、 戦争後には自らの軍隊も解体したという 元農夫の革命家、ホセ・フィゲーレス氏の夫人の言葉。 「コスタリカの女性は世界で一番素晴らしい贈り物を 神さまからもらっています。 それは男の子を産んで初めて胸に抱いたとき、 『この子は軍隊に行かなくてもいいのだ、戦争で死ぬこともないのだ』 と思えることです。 戦争というのは精神の貧困から生まれるものであり、 平和というのはロマンでも理想でもなく、 常に行っていかなくてはならない労働なのです」 今、悲しいことに現実に私たちの目の前で戦争が行われている。 でも、もう「この次」の戦争は生み出したくはない。 これはきっと誰もが思っているのではないでしょうか。 今回のイラク攻撃は仕方ないのではないかと思った人も、 最初から最後まで戦争はイヤだと思っている人も、 誰もみな、戦争によらない方法があるのなら そっちの方がいいと思っているのではないでしょうか。 だから今、私はコスタリカをもっともっと知りたいと思っているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|