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テーマ:映画・今日の1本(45)
カテゴリ:映画
またしても台風が近づいています、
今年の台風発生率は異常だね。 今回の台風23号もかなり大型台風ということなので、 被害があまりないことを祈りたいです。 さて、今日は久し振りに映画を観ました。 外は雨だし、身体は痛いし(もちろん昨日の遠足のせい)、 コタツにもぐってゆっくりと、ってことでスカパー。 今日の1本はデンゼル・ワシントン主演の「悪魔を憐れむ歌」。 これずっと前から見たいと思っていたんだ。 神の怒りを買って追放された堕天使アザゼルを扱った オカルト・ミステリー作品です。 「悪魔を憐れむ歌」(原題:Fallen)1997年アメリカ映画 「Time is on my side......」 ストーンズの歌を口ずさみながら処刑された連続殺人鬼リース。 その後もリースと同じように身体にメッセージを残す という手口の殺人が次々に起こる。 「俺は戻ってくる」というリースのメッセージは本当だったのか? 謎を追う刑事ホッブスの前にひとつの名前が示される。 AZAZEL(アザゼル)…… それは、人から人へと取り憑いて世界を堕落と破滅に導くという 荒野の悪霊を意味する名前だった…… 自らの命を懸けてアザゼルに立ち向かうホッブス。 果たして彼は悪霊に勝てるのだろうか? ということで、私の大好きな善VS悪魔、というこの映画。 最後は思わず往年のホラーの大傑作「エクソシスト」を思い出しました。 そういうとわかってしまう人もいると思うけれど、 そう、悪霊は滅びないのです。(泣) この映画のホッブス刑事も、エクソシストのカラス神父も、 自分の身体に悪魔を乗り移らせ、 自らの死をもって悪魔を滅ぼそうとするのだけれど、 悪魔や悪霊はそうは簡単に死なないのね。 人間が死んでも、邪悪な霊はまだまだ生き続けるのです。 ここでもしょっちゅう書いているように、 私は幼稚園から高校までカトリックの学校で育ちましたので、 (といってもクリスチャンってワケではないのですが) 神さまや善い力が悪魔・悪霊に勝てないということは、 もうものすごい恐怖なのです。 「エクソシスト」はもちろん公開当時に映画館で観ましたが、 首がグルグル回るより、顔が悪魔の形相になるより何より、 最後のシーンが私の心にものすごい恐怖として残りました。 神父様が悪魔を倒せない! じゃあ私のところに悪魔が来たら一体どうすればいいの? って、かなり真剣に悩みましたよ。 四谷怪談や牡丹灯籠、番町皿屋敷や犬神家の一族なんていう 日本の怖い映画(あれ?牡丹灯籠は中国?)は平気なんだけど、 悪魔が出てくる映画はそれだけで怖い。 お願いだから映画の中だけでも神さまや天使に ビシバシと悪魔をやっつけてもらいたいもんです。(懇願) 映画の中では手と手を触れるだけで アザゼルが次々と人々に乗り移っていくんですが、 今の世の中を見ていると、確かに悪意って簡単に伝染して、 はびこっていくんじゃないかって、そんな気がする出来事が多すぎる。 同じくらいの力で善や愛の力も次々に伝染すればいいのに、 こちらはなかなか伝染力が弱いみたいで…… でも、負けたくないね。 やっぱり人間は愛や善の力で生かされてると思うから、 今日も私は天使をめざしてがんばるのだ。(*^_^*) しかしこのアザゼルも元はといえば天使だったのよね。 彼を堕落させた原因は美しい人間の乙女。 ウーン、となるとやっぱり人間はかなり罪深いってこと??? 余談ですが、主演のデンゼル・ワシントンは牧師さんの息子で、 「いい人以外の役はやりたくない」って言っているくらい 根っからの良い人なのだそうです。 確かにこの映画の中の彼からは善のオーラが出ていました。 思わず涙ぐんじゃいそうなくらいステキでした。 それにしてもこの映画のラストは怖いというよりはかわいかった。 え?なぜ? それはこの映画を観て確認してください。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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