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2010年10月30日
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カテゴリ:日々の出来事

 最近、こういう訃報が多いなあ…

 「こういう」というのは…
 高度経済成長時代、テレビが普及してドラマが人気となった、いわばTV黎明期から活躍した人物が、ひとり、またひとりと、この世を去っているということ。

 野沢那智といえば、やはりアラン・ドロンであろう。「太陽がいっぱい」のドロンに惹かれたのは、そのりりしい声(野沢のアフレコ)ゆえではなかったか。アル・パチーノの吹き替えも彼だった。それから、パックインミュージック!毎回聴いていたわけではなかったが、とても懐かしい。

 今年逝った方々…俳優ではほかに藤田まこと、池内 淳子が亡くなったんだよなあ。俳優ではないがエリック・ロメール、エリック・シーガル、クロード・シャブロルの逝去は残念でならない。
 それから、大野一雄。19年前に「ラ・アルヘンチーナ頌」を観て、何やら判らないながらも衝撃を受けたのを昨日のことのように思い出す。彼の存在自体が奇跡だったなあと思う。百歳を超えても踊り続ける魂、強靭な肉体。大野一雄のような人は、もう現れないのではないか。


 これを書いている途中で、今年亡くなった方々を調べてみたら…なんと、増井光子先生も亡くなられていた。
 増井先生を知ったのは小学生のとき。子育てを放棄したお母さんトラに替わって、ちょうどお産をしたばかりの母犬がトラの赤ちゃんを育てたという実話を読んだのだった。上野動物園で実際にあった話で、書いたのは増井先生である。牛乳では濃度が足りず、トラには合わない。犬のお乳は濃いからうまくいくのでは…という増井先生のアイデアに、小学生ながら感服したっけ。

 …母犬は立派に役目を果たし、子トラたちが乳離れする頃に動物園を去った。が、それから数ヶ月後、子トラたちと再会するため再び動物園を訪れる。立派に成長した子トラたちは母犬よりもはるかに身体も大きくなっていた。再会するやいなや、トラたちは犬めがけてまっしぐら。周囲に緊張が走ったが、なんとトラたちは甘えた声を出して犬に身体をこすりつけているではないか。親子でじゃれあう、感動的なシーンであった。子トラたちは、母犬を忘れてはいなかったのである。

 子どもの私はいたく感動したのを覚えている。その記憶は、今となっても鮮明に。増井先生が上野動物園の園長先生になられたときは、何か誇らしいような気持ちになったものだ。なのに増井先生の訃報に3ヶ月も気づかないままだったとは…痛恨の極みである。


 野沢那智さんの話から大分それてしまった…







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Last updated  2010年10月31日 02時49分30秒
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