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カテゴリ:その“農業論”って、いたい。
ハーブにも、虫は ばしばし やってくる。G
ひと昔前の話です。 『ラベンダーやセージなどを畑の作物の間に植えているので、無農薬で 作物が栽培できています』 などという話をよく聞いたものです。 いわゆる ハーブには虫がこない伝説 ですね。 ・・・しかし最近では、さすがにこの話も聞かない様になって来ました。 そうなんです、もちろんハーブにも、虫は ばしばしやってきます。 体験からいうと、ハーブには虫がこない伝説で登場するラベンダーやセ ージ・ミントなどにももちろんやってきます。ちなみに別ブログでラベ ンダーの鉢利用の長期栽培の様子をお伝えしているのですが[こちら] ほかの作物から隔離してラベンダーだけを栽培しているにもかかわらず ちゃんと彼らはやってきます。 ちなみにそんな害虫の種類ですが、小型のものでは、梅雨の時期になる と恒常的に葉の裏面に発生するのがハダニ。ハウス栽培の終了とともに やってくるのがシルバーリーフコナジラミやタバココナジラミ。 そして大型のものでは、気温があがる 梅雨明け時や台風の通過後に、 ピナータラベンダの葉を軸だけを残して[まるでニンジンの葉を食べて いるかのように]平気で食べ尽くしてしまうミツモンキンウワバなどが 気をつけねばならない代表的な害虫です。 揮発性のオイルの香りのするラベンダー類やミントの葉を生息の場所と したり、吸汁したり・あまつさえムシャムシャと食してしまう彼ら。 そのたくましさには、敬服させられてしまいます。 台風の風雨で下葉が傷んでいるとばかり思っていたピナータ ラベンダー。じつは一鉢に5頭ほどのウワバが潜んでいたのが 原因で弱っていたのだと判明。 ラベンダーには すまないことをしたな、とガックリ。。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 21, 2014 01:20:08 AM
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