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カテゴリ:家庭園芸編
残暑の蚊にも、ご用心。
朝や夕方の時間のガーデニングを楽しむためにも、はやく11月になっ てくれないかなあ・・・」などとおもってしまうのが南九州のガーデ ナーの願い。。 その理由は 蚊、ヤブ蚊 の攻撃なんです。 庭の近くに 溝や水田がある。 そんな場所がなくても、お墓や竹やぶがある。 お墓や竹やぶがなくても、 枯れ葉がある。 空きカンや空きビン・プラスティック容器に 古タイヤなどのゴミがある。 そんな環境がすこしでもあれば、ほぼまちがいなくやつらおそってきま す。すこしでもいい、わずかな水が溜まるスペースさえあれば、彼らは 10月いっぱいまでは生存し繁殖することが可能なんです。 なぜ蚊がいやなのか。 それは刺されると痒いし、そしてなんといっても日本脳炎などの従来か らの日本の病気や、最近では特に熱帯性の伝染病に感染させれる危険性 があるからなんです。 怖いのは デング熱 。 と書けば、日本では大発生していないのに、またまた大げさな・・とい うあなた、それは認識不足です。デング熱に関してはですね・・・ 日本では、いまは大発生していない! という表現が適切なんです。そう 「日本では、第二次世界大戦末期の 1942年から45年にかけて、長崎県、広島市、神戸市、大阪市等、 西日本を中心に数十万人規模でデング熱が発生していた」という史実が あります。 ヒトによって戦地から持ち帰られたデング熱のウイルスが、日本に生息 するヤブ蚊/ヒトスジシマカ[空襲対策としての防火水槽の設置がこの 蚊の発生を助長したといわれています]によって媒介され大流行した。 2016年のいまとなってはじつに意外な話ですが、聞いたら十分に納 得できる話であるなと思うのです。。 そう思わざるを得ない最近の実例/はなし も あります。 それはおなじくヤブ蚊が媒介する熱帯性の チクングニヤ熱 に関する イタリアにおける 2007年06月の症例です。当時の新聞によれば イタリア北部エミリア・ロマーニャ州の二つの村で、インド旅行から の帰国者がチクングニヤ熱を発症。その後 3カ月間で住民の約6% にあたる214人が感染し、うち高齢者の死亡も確認された。」と報道 されましたよ。 ちなみにこのイタリアのエミリア・ロマーニャ州。ここの緯度をしらべ てみたのですが、なんと、北緯約44度付近。 この位置を日本の都市の位置と比較したたのですが、これが鹿児島より も大阪よりも、いえいえ東京よりも、さらに ぐっとあがっで秋田より も北にありまして、じつは 北海道網走市と同じくらいの位置だと知っ て 二度びっくり。 ということで、 もう10月とはいっても、ヤブ蚊対策からいったらまだ10月 ガーデナーのみなさま、ヤブ蚊には 十二分に注意しようではありませ んか[最新のニュースでは薬剤耐性マラリアも確認されたといいますし]。 それにしても、チクングニヤ熱。チクンっで、グンニャリ とは、できすぎの感ありあり。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 25, 2016 11:27:31 PM
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