|
カテゴリ:生き物が教えてくれる。
アオバズクとえばセンダン、センダンといえばアオバヅク。
西日本にある神社仏閣の境内や学校の校庭に生えている観のある大 きな樹木から、夜な夜な聞こえてくるのはホッホウホツホウと一定 の間をもって繰り返す声。 この声の主は アオバズク。 身体の大きさが30センチくらいのフクロウの仲間で、アジアに分布 し、日本に子育てにやってくる夏鳥として有名です。 くるくるした愛らしい眼と、人懐っこそうな そのたたずまい。さ らには毎年おんなじ場所の同じ樹にやってきて営巣する個体も多い ことから、その子育てぶりが地方の新聞やテレビなどのマスコミに 取り上げられることも多いアオバズク。こうなると、街の名物とい うか、ちょっとした町の人気者といってもよいかと思いますね[と くに生まれたヒナが成長し巣から出て枝に停まりはじめる6月の末 となる7月にかけては鉄板となるニュースとなるんですよ]。 そんな風物詩ともいえるアオバズクたちの格好のすまいとなるのが ・・・そう、西日本では自然にはえてくる観のあるセンダン[こちら]。 こんなかんじ → ![]() 大きいものでは 樹高30メートル・根元の直径が100センチちかく にもなるセンダン、その枝別れて成長してゆくセンダンのウロ[内 部が空になっている部分である空洞]の部分が、アオバズクの営巣 に気にいられるようでして、 アオバズクとえばセンダン、センダンといえばアオバヅク といってもよいほどに両者は切り離せない関係にある・・といった イメージが、アオバズクのやってくる地方では形作られてもいるよ うです[たとえばこちら]。 さて、ここまでは前置き。 ここからが今回の本題となりまして、そんな洞/うろのできやすい・ 枝別れして育つのが常であるはずのセンダンなのですが・・・ ![]() こんなにまっすぐに育った、アンビリーバブルなセンダンずがある です。こんな洞のできにくいセンダンの樹では、アオバヅクだって 子育てできるはずもなし と おもいつつ、話は次回へ つづく。 ![]() 簡単にかけられるだろうなーって、かねてより画を 見る度におもっていました。もちろんこちらは枝別 れしている普通の樹形のほうのセンダンです。。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 22, 2019 10:56:41 PM
[生き物が教えてくれる。] カテゴリの最新記事
|