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カテゴリ:家庭園芸編
消えた下草ミステリー。
自分だけしか管理していない庭のはずなのに、まるで何者 かが無断で庭に入ってきて、あったはずの植物がなくなっ ている・・・なんて話なのですが、よろしかったら。。 ↓ 10年ほど前になくなった祖母が管理していた庭。そんな 家の庭を 私/自分が管理しはじめて2年ほどたちました。 樹木の伸びた枝の剪定に、下草刈りなどやっているうちに だんだんと庭に愛着がではじめ、庭の植栽や配置もわかっ てきた気になってきて、最近では あの樹をこちらに移し、こちらにはこんなお花を植え てみようか、ヤツデなんか植えても 映えるかもね なんて庭の改造までかんがえはじめてきたのですが・・・ 夏になって、↑の写真の玄関先から駐車場の映像をみたと きに、ひとつの疑念が頭をよぎりました。 それは自然木の門柱の、写真でみると右手にある馬酔木/ あしびの木。その馬酔木の木の根元に生えていたはずの 草が すっかり刈り取られた・・というか根ごと堀たて られてたかのように なくなってしまっていたこと。 そう、馬酔木の根元が いつのまにやらまる見えという か、スカスカというかいわゆる裸地になっていたのです。 前回の庭の剪定&草取りをしたときには、たしかにあっ た下草。管理時に草刈をしたわけでもなく、まして除草 剤をまいたわけでもないのに忽然と消えてしまっている 下草。いくども頭の中で記憶を思い返してみましたが、 たしかにあったはずの、あの下草がないのです。 名前は知らないけれど、ちょうどいい塩梅で存在したあ の下草・・・そこで おかしいなあとは思いつつ しようがない、もう少し涼しくなってきたら、似た ような雰囲気のリュウノヒゲとか、いやいやもっと 葉の長い水仙とか、そんな植物を植えようかな などと考え始めていたのです。 さてそして、そんな庭仕事の計画をあたためながら迎え た9月下旬。暑さもいくぶん峠をこしたところでまずは 剪定からかかろうかなと、ひと月ぶりに実家の庭にやっ てきて、いつものように駐車場に車を停めて、ガーデニ ングの道具や衣装やらを玄関に運び込んだちょうどその とき・・・ 玄関の内側から、馬酔木の木を見た瞬間に くだんの下草がなくなった理由が分かりました! そこに生えていたのは ヒガンバナ。馬酔木の根元、そ の場所には“葉見ず、花見ず” と形容されるヒガンバナ [こちらも]が咲いていたのです。 ※茎が伸んで花が咲 くあいだは葉がなく、花が終わるころになって葉は 伸びてくるので、花と葉はお互いを見ることが出来 ないということです※ ぁあ、あの下草は ヒガンバナだったのかぁ・・と おもわずクチにだしてつぶやいた自分。 一週間ほど前の9月の中旬には、わざわざ 山手のほうに 出向いてヒガンバナの群生も見にいっているというのに! まるで気づけなかったんです。。 そう、それは有名マジシャンのマジックにかけられたよう なそんなこころもち・・といったところ。 そして祖母の植栽って味があるなぁと、おもいましたね。 ということで今回は、ガーデニングによって故人とのコミュ ニュケーションが成り立ったというおはなし[こちら]でした。 お彼岸の季節の、ヒガンバナのはなしですから 余計に コミュニケーションもとりやすかったりして。 ちなみにお花を確認してから、ひとつき ほどたった 昨日10月 24日 の映像がこれ。 ヒガンバナ、ことしも 葉がでてきてくれました♪ 次回の庭管理は11月はじめ。♪ニルヴァーナ でも聞きながらヒガンバナの葉を鑑賞しましょう。 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」 kk お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 24, 2022 07:07:13 PM
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