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カテゴリ:生き物が教えてくれる。
ルリカミキリ。容赦ない喰いこみ。。
こちらのほうが被害がわかるということで盛夏の時期の回ですが、 前回[こちら]に引き続いてよろしかったら。。 ↓ レットロビンの皮の下に潜り込み、まるで環状剥皮をしたかのよう な状態になるまで食していく ルリカマキリの幼虫。幼虫の進んだ 食痕を指で触ると、まるでヤシガラピートのように繊維質になった 食べ残しの部分が ズルっと剥げおちていってしまいます。 で、そんな繊維質のなかに幼虫[こちら]がいるはずなのですが、こ れがなかなか発見できない。どうやらさんざん食べながら這い回っ たあげく、そのあとになってやっと幹に侵入していく性質みたいで。 なんともやっかいな害虫です。 ルリカミキリではない ふつうの[おかしな表現ではありますが] カミキリムシ[こちら]などでは、樹皮の下に潜り込むことなしに すぐに木の幹に侵入してトンネルを掘り進みので、発見し駆除す ることがたやすいのですが、 このルリカミキリの幼虫[こちら]の見つけにくさ加減っていった ら、その見つけられないくやしさに地団駄踏んでしまいます。 また垣根にしている樹のなかでもよわっている個体部分に集中して 攻撃してくるみたいで、 ↑の写真みたいに とくに塩害の激しく 葉が落ちた樹は こんなふうに ボコボコにされてしまってます。 で 対策ですが、なんといっても レッドロビンの樹勢の回復を図 ることかと。ということで 台風通過後に ● 風で緩んだ地下部分に土寄せし ● 塩害後のたっぷりと樹全体を水洗いし そのあと ● リンサンや苦土に微量要素中心の液肥の葉面散布 をおこない、台風通過後1週間ほどしてから ● チッソ分の入った液肥を樹と樹の間に穴あけて流し込み ● そのご 固形肥料のバラマキ施用 などを 適宣おこないました。 なんとか枯れずに元気になってくれないかなあ。 ということで今回は台風後に急に被害が目に付き始めたカミキリ ムシであるルリカミキリ被害についてのおはなしでした。 先輩農家さんに、レッドロビンには へんなムシが お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 6, 2023 04:56:11 PM
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