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テーマ:DVD映画鑑賞(13602)
カテゴリ:シネマ感想:さ行
あらすじ:ロサンゼルスの高級デパート、フィフスサックスアベニューのドレス用手袋コーナーで働く店員のミラベル(クレア・デーンズ)は趣味で芸術作品を作りながら暮らしている。恋人はおらず、なんとなく過ぎていく毎日だったがコインランドリーでアーティスト志望のジェレミー(ジェイソン・シュワルツマン)と知り合い、なんとなくデートをするように。そんなある日、デパートに初老の紳士レイ(スティーブ・マーティン)が手袋を買いにやって来る。彼は買った手袋をミラベルに贈り食事に誘うのだった。ミラベルはジェレミーをふってレイと付き合い始める。だが、レイが求めているのは「将来の約束をしない自由な関係」だった。ミラベルはそれに同意しながらレイと会い続けるが・・・。 「花嫁のパパ」や「ピンクパンサー」に出演しているコメディアン、スティーブ・マーティン製作主演のラブコメディー。なんと原作の小説も彼の作品なんだそうです。
この映画はキャスティングがいいですね。ヒロインのミラベルにクレア・デーンズですが、美人でもブスでもない普通の女の子な個性がこの作品にぴったりはまっていたと思います。ちょっとダサめでバナルな感じの洋服やインテリアもいい。振られる彼氏、ジェイソン・シュワルツマンもこういう変だけど憎めない男の子がはまってる。まあ彼の場合、演じる役は全部そんな感じですけど・・・。 しかもこの男は初めてメイクラブした朝に、「将来の約束などしない、束縛もしない自由な関係でいよう、いいかな?」(つまり付き合うけど結婚とかナシで、よろしくってことだ!)と抜かすのです・・・。 優しくていい人そうなスティーブ・マーティンが演じているので、そこまで嫌な感じはしないんですが腹が立ちますねー。ヒロインはそれでもいいと言ってしまうんですが・・・。しかもスティーブ・マーティンはこの後、出張先で浮気した挙句、「口だと言えないから手紙にした」と浮気の事実を手紙で告げるのです(め、女々しい)。 泣き崩れるヒロイン。もーこんな不毛な関係やめちゃいなよー。若い女だから体目当てなんじゃねーの?早く目を覚ませ!!って女友達気分でアドバイスしてあげたくなりますな。 もーこーゆー日本人の描写、なんとかならないの?!最近やっとハリウッド映画の中で描かれる日本人が普通になってきたっていうのに、この日本人観光客を小馬鹿にした演出!!いい映画だけにガッカリでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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